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どうぶつのくに どうぶつえんとすいぞくかん

Vol.18 もう覚えてないです

2017.7.27

 そろそろ「どうぶつのくに」に寄稿するのも20回目が見えてきた今日この頃ですが、「はて?わたくしは今までいったい何を書いてきたのか記憶が定かでない。」という事態に陥り始めまして、オオグソクムシが脱皮中の良い写真が撮れたぞ!と思っても、そういえば前に脱皮の事を書いたような、書いていないようなとなってしまい、確認に時間が掛かります。まぁ結果的に言えば脱皮の事は書いてなかったようです。

 

 

 脱皮と言うと皆さんがまず想像されるのはエビやカニ、陸上生物だとヘビなんかを思い出すと思います。カニなんかはお尻の部分から非常に上手に脱皮し、脱皮殻は一瞬見ただけでは生きているものと区別がつかない程綺麗に殻が残ります。

 

 

 それに比べるとオオグソクムシの脱皮はちょっと違いまして、どちらかと言えばエビの脱皮に近い感じ。まず体の色が前後で変わり、真ん中あたりから殻に裂け目が入り、体の前後で別々に脱皮します。後ろから先に脱げて次に前、みたいな感じです。脱皮した後の抜け殻はあんまり綺麗ではありませんが、カニに比べれば透明感があります。

 

 

 どちらにせよ脱皮と言うのはなかなか運が良くないと滅多にお目にかかれないものですので、見ることが出来たらラッキーです。

著者プロフィール

戸館 真人(とだて・まさと)

東海大学大学院水産学専攻博士課程前期 修了
学芸員
2010年 蒲郡市竹島水族館 勤務。
以降、海水魚、深海生物、カリフォルニアアシカなどの生物や広報、物販などの担当。
2015年 カピバラ、事務、経理も担当。

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