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Vol.28 変わったヒトデ

2018.7.9

 竹島水族館には色々な深海生物がやって来ますが、中にはある程度の分類わけは出来るけどなんか微妙に他のと違うような生物も沢山来ます。特に無脊椎動物についてはもう意味不明なものもいていつも困りますが、竹島水族館では種類が不明な生き物も展示をしてお客さんに見てもらおうというスタンスなので、種類が分かりませんと書いて展示してあります。そういった生物の中には他所の水族館から100年ぶりに発見!!とか60年ぶりに和名が決まりました!!とか色々と情報が発信されて種類が分かるものもいます。
 というわけで竹島水族館でもそれぞれのスペシャリストに色々聞いてみようじゃないか!!ということで、伝手を頼りに先生を紹介してもらい(今までももちろんそういう先生はいましたよ)、手始めによく分からないヒトデの皆さんを調べてもらっています。当然丸投げは良くないので、分かるレベルまでは自分たちで調べてお送りしています。
 ぱっと調べてもらった限りではやはり不明種が多い様なので、これから詳しく調べてもらっていくと、どのようになっていくか非常に楽しみです。竹島水族館から新種が出てくるかもしれませんので、また結果が出次第続報をお届けします。

写真は和名のないゴカクヒトデ科のヒトデ、Rosaster symbolicus (Sladen, 1889)

著者プロフィール

戸館 真人(とだて・まさと)

東海大学大学院水産学専攻博士課程前期 修了
学芸員
2010年 蒲郡市竹島水族館 勤務。
以降、海水魚、深海生物、カリフォルニアアシカなどの生物や広報、物販などの担当。
2015年 カピバラ、事務、経理も担当。

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