日本全国の動物園と水族館をつなぐ情報誌、「どうぶつのくに」「どうぶつえんとすいぞくかん」公式Webサイト

どうぶつのくに どうぶつえんとすいぞくかん

Vol.1 オキナエビ

2016.1.25

皆さま初めまして。竹島水族館の三田(さんだ)と言います。今回から連載でコラムを書かせて頂くことになりました。当館では“グルメハンターさんちゃん”という事で深海生物を中心に変わった生き物を試食し、“食育”の観点から食レポとしてお客様に生き物の味も伝えるという事を行っています。試食ターゲットは「市場に出回らず食用になっていない、向いていない、変な生き物」です。要するに、ゲテモノ食。ただし、水族館に搬入されて、生きている生体は、生かして展示をしたいので、死んでしまった生物を主に試食ターゲットとしています。

 

1

 

最初のコラムは、水深400~500mの深海に住むオキナエビです。全身には触り心地の良いフサフサした毛がビッシリ生え、水族館で生きたままの展示は珍しいのです。当館では毎年搬入されます。オサテエビは茹でて試食する事にしました。普通は、貴重な生き物って食べないですけどね。数分茹でると完成。茹でると赤い箇所の脚などは少し鮮やかになり、他の箇所は若干白っぽくなります。殻を剥くと当然、身が出てきます。美味しそうなプリッとした感じは無く、茹でた為なのか水気が多い感じで、見た目は、ただのエビです。味付けは無しで、そのまま食べます。身はやはり少し水気があり若干柔らかく、そこまで旨味の無い普通のエビでした。

 

2

著者プロフィール

三田 圭一 (さんだ・けいいち)

名古屋コミュニケーションアート専門学校 卒業後、竹島水族館 入社
入社年からグルメハンターとして試食開始。

担当:淡水生物、海水魚、深海生物、サンゴ、カブトガニ、クラゲ、の担当を経て、現在はアシカ(ショー含む)と両生類爬虫類、深海生物、ゲテモノ食をメイン担当。

カテゴリー

カテゴリー一覧

このカテゴリーの他の記事

ページTOPへ

Copyrights © 2010 Doubutu-no-kuni All Rights Reserved.
誌面、Webにおけるあらゆるコンテンツの無断複写・転載を禁じます。