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Vol.5 閑話休題 深海生物はどこにいる?

2016.6.15

 すみません、ただいま作業に追われ原稿に追われ遂に追い詰められましたので難しい話ではなく、深海生物の簡単なお話をしたいと思います。
 深海生物というのは一般に水深200m以下に棲んでいる生き物をさしていますが、深海生物も生き物なので当然移動します(移動しないのもいます)。ですから、深海生物がいつも200mよりも深いところにいるわけでは無く、別に理由もなくフラフラと散歩ついでに150m位にいたり、もっと浅いところにいることもあります。さらに夜になると浅いところに移動するものもいます。皆さんご存知のサクラエビなどはその代表で、実は皆さん深海生物を食べていたんですね。まぁ実はこれに限らず皆さんは結構な種類の深海生物を食べています。意外と知らないだけなんです。ほかにも産卵のために浅いところに移動したり、卵は浅いところに産んで、子供は成長するにつれて深い方へ移動するなど、深海生物も様々です。ですから、「俺は必ず水深200m以下にいる、200mから上へは一歩も行かん!!」というわけではありません。

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水深100~400mの海底に棲んでいるツボダイ。この魚も食用で、大変おいしいお魚です。

著者プロフィール

戸館 真人(とだて・まさと)

東海大学大学院水産学専攻博士課程前期 修了
学芸員
2010年 蒲郡市竹島水族館 勤務。
以降、海水魚、深海生物、カリフォルニアアシカなどの生物や広報、物販などの担当。
2015年 カピバラ、事務、経理も担当。

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