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Vol.29 水禽池 冬の風物詩

2019.11.26

 寒くなり渡り鳥がたくさんやってくる季節になりましたね。今年、宮城県には9月からガン、カモ、ハクチョウなどの渡り鳥が飛来して、11月からは園内でもオナガガモ、マガモが見られるようになりました。野生のカモたちが仲間入りして、水禽池は一見賑やかになりますが喜んではいられません。北方からの渡り鳥が飛来してくるこの時期は、鳥インフルエンザ対策を行う必要があるためです。飼育している鳥が鳥インフルエンザにかかるのは、野鳥との接触が一番に考えられます。そこで、当園では毎年冬に水禽池全体を防鳥ネットで覆って、野鳥が入ってこられないように対策しています。ネットを張る作業は年に1回の大仕事なので、飼育担当以外にも獣医班、施設係などの様々な方に手伝ってもらいながら進めます。

            池の水を抜き、鳥たちは池の奥の陸地へ避難していきます。

              脚立をたくさん並べてネットを張っていきます。

                    遠くで見守る鳥たち。

                        完成!

池の周辺、天井にネットを張り、避難していた鳥たちをネットの中に移動させて完成です。鳥たちは渡り鳥が北へ帰る春までこのネットの中で過ごすことになります。ネット越しの展示になり見づらい点があるかもしれませんが、鳥たちの健康管理のためにご理解していただければと思います。

著者プロフィール

右から
吉井 誠 1996年埼玉県生まれ。好きな動物はトラ。
今村弥生 1995年千葉県生まれ。好きな動物はカヤネズミ。
小川由貴 1989年島根県生まれ。好きな動物は猫と馬。

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