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Vol.22 ツメナシカワウソの赤ちゃん その後2

2015.9.20

ツメナシカワウソの赤ちゃんシリーズですが、人工保育に切り替えてからとりあえず無事に離乳を済ませることができ、その後も順調に体重が増え、見た目もやたらと大きくなってきました。見た目の大きさで言うと近所の猫よりも二回りぐらい大きいです。

スタッフルームにて

スタッフルームにて

経験上。どうしてもコツメカワウソの人工保育と比較してしまいますが、それに比べてツメナシカワウソの成長具合の大きいこと。
朝、水族館に出勤して赤ちゃんたちを確認し、閉館後帰る前に最後に確認すると、朝よりも明らかに大きくなっています(笑)

お客様の前へ移動中

お客様の前へ移動中

生まれた時の体重は約150gでしたが、生後2ヶ月の人工保育に切り替えた時で2800g、生後5ヶ月の現在は7000g以上(7.0㎏以上)、2頭を一緒に抱っこをすると15㎏もあってとっても重たいです。
そう。重たい重たいはうれしい悲鳴でして、順調に成長することのありがたさを実感できます。

2頭合わせて15㎏もあります

2頭合わせて15㎏もあります

生後1週間でお母さんを亡くしたゴマフアザラシ息吹ちゃんの人工保育もとっても苦労をしましたが、順調に苦労を重ねるとかわいいものでして、目に入れても痛くないという親の気持ちが少しは分かる気がします。

お散歩中、オットセイのトレーニングを見学

お散歩中、オットセイのトレーニングを見学

今はまだバックヤードで生活をしていますので、皆さんにいつでもお披露目ができるわけではないですが、お客様の見えるところで1日に1回は少しだけお散歩していますので、見かけたら驚かさないように優しく見守ってあげてください。

アシカショー観覧席にてお散歩中

アシカショー観覧席にてお散歩中

このお散歩もいつまで出来るか先は分かりませんけども、できる限りは続けていきたいと思っています。

階段も登れます

階段も登れます

リードを着けるのが嫌にならなければずっとお散歩ができるハズなんです・・・さてさて、この先どうなることやら。。。

著者プロフィール

田村龍太 (たむら・りゅうた)

1976年生まれ。大阪府出身。
1996年二見シーパラダイス(現 伊勢夫婦岩ふれあい水族館シーパラダイス)入社。
現在飼育全般の管理と若いスタッフへのくだまき係をしている。「自分を生かしてくれている世間様のために還元!」と自らを正当化して時々突発的な大きな買い物をする。

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