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Vol.57 ゴマフアザラシの赤ちゃんのその後

2019.7.12

2019年3月23日に伊勢シーパラダイスで生まれましたゴマフアザラシの赤ちゃんですが、その後、引き続き人工保育で順調に育ちましてなんだかんだと現在は体重が約19㎏にまで成長しました。

自力で魚を食べる赤ちゃん

生まれた時は7.5㎏と、ゴマフアザラシの赤ちゃんにしては小さめでしたが何とかここまで成長してくれた感じです。

運動を目的に広場をお散歩する赤ちゃん

つくづくお母さんの母乳はスゴイなと思いますが、通常通りお母さんから母乳をもらえると生後2~3週間ぐらいで体重が40㎏ほどにまで大きくなります。

朝は餌切り場を好き勝手にウロウロ

生後2~3週間で爆発的に大きくなった赤ちゃんはそのまま離乳し、そしてなんとそのままお母さんから離れて独り立ちします。人間では考えられないくらい早い独り立ちです。
と言うことは生後2週間が過ぎれば魚を食べることが出来る動物でして、今回の赤ちゃんも人工ミルクではあまり体重が増えませんでしたが、魚を食べられるようになってからやっと少しずつ体重が増えました。

要は餌切りスタッフが赤ちゃんの観察をしています

現在は生後約3か月半が過ぎまして比較的安定して魚を自力で食べてくれていますので、運動と他のゴマフアザラシに慣れてもらうことを目的に、時間を区切って広場をお散歩したり、他アザラシが暮らしているプールへお邪魔してみたりしています。

大人のアザラシたちと慣れる練習中

早く他のアザラシたちに慣れ、順調に立派なゴマフアザラシに育ってもらいたいです。

移動はもっぱら乗り物に乗っています(笑)

著者プロフィール

田村龍太 (たむら・りゅうた)

1976年生まれ。大阪府出身。
1996年二見シーパラダイス(現 伊勢夫婦岩ふれあい水族館シーパラダイス)入社。
現在飼育全般の管理と若いスタッフへのくだまき係をしている。「自分を生かしてくれている世間様のために還元!」と自らを正当化して時々突発的な大きな買い物をする。

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