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Vol.60 カリフォルニアアシカの赤ちゃんのその後

2019.11.28

2019.6.28に仮死状態で生まれ、その後心臓マッサージと人工呼吸で奇跡的に息を吹き返したアシカの赤ちゃん。

哺乳瓶からミルクを飲む赤ちゃん

その後飼育スタッフがお母さん代わりとなって人工保育を行っていますが、現在生後約5ヶ月となりおかげ様で今も順調に育っています。
アシカの授乳期間は約1年間ですので今でもスタッフから哺乳瓶で人工ミルクをもらっており、生まれた時の体重が約6.5㎏で現在の体重は約22㎏にまで成長しました。

スタッフに抱っこされて移動します

人工保育なのでお母さんアシカのように四六時中ずっと一緒にそばに居てあげることはできませんが、毎日飼育スタッフが餌を切ったり準備したりしている時間帯はずっとスタッフのそばで遊んでいます。

餌切り場で遊ぶ赤ちゃん

赤ちゃんの遊びは、餌切り場のバケツをひっくり返したり、スタッフのカッパを引っ張たり、スタッフにもたれたり乗ったりしていまして、仕事をしているスタッフの周りで好き勝手しています。

バケツをひっくり返したりして大変です

忙しくてバタバタしているスタッフとは対照的に、マイペースでのんびり遊んでいるアシカの赤ちゃん姿は見ていて微笑ましい風景ですけど、一生懸命に作業をしているスタッフにとっては微笑ましくも少し迷惑です(笑)

スタッフに遊んでもらいたい赤ちゃん

まだ小さい頃は遊びも可愛かったですけど、今は大きくなってそれなりに破壊力を増していますので、バケツが壊れたりスタッフがコケそうになったりしています。

よくスタッフに甘えています

最近は魚を勝手にかっぱらって振り回して遊んでいますので、そのうち魚を食べてくれるようになるかもしれません。

泳ぐ練習中です。怖くてすぐに上ってきます

深めのプールに慣れたら展示プールへ移動して時間限定で皆さんにも会ってもらえるようになるかと思います。

著者プロフィール

田村龍太 (たむら・りゅうた)

1976年生まれ。大阪府出身。
1996年二見シーパラダイス(現 伊勢夫婦岩ふれあい水族館シーパラダイス)入社。
現在飼育全般の管理と若いスタッフへのくだまき係をしている。「自分を生かしてくれている世間様のために還元!」と自らを正当化して時々突発的な大きな買い物をする。

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