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Vol.1 「鳴子の由来」

2012.10.30

みなさんはじめまして。高知市の動物園、わんぱーくこうちアニマルランドの吉川貴臣です。縁あってミナミコアリクイを担当することになりました。

この度、南国・高知より、生まれも育ちも土佐っ子の私が、わんぱーくにやってきた3頭の「ミナミコアリクイ」たちの魅力を、担当者として日々接する中で見つけた、かわいいしぐさや生態行動など、「どうぶつのくに」読者のみなさんにわかりやすく伝えていきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。

まずは、本誌「どうぶつのくにvol.44 November 2012 わんぱーくこうちアニマルランド特集号」ご覧いただけましたか!?
コアリクイの赤ちゃん「鳴子(なるこ)」。こじゃんと(とても)かわいいでしょ?

今回の主役「鳴子」のダンス?からスタートです。(笑)     (生後約2ヶ月)

この(私にはない)品のあるポーズ「…鳴子両手によう踊るよう踊る~♪土佐のヨイヤサ~ノ・サノサノ♪」のよさこい節が聞こえてきそうです。

赤ちゃんの名前の由来は?なんで「鳴子」なの?と、よく質問されます。それは、本誌にも載っていたとおり、高知市の夏の祭典「第59回よさこい祭り」開催中の2012年8月11日に生まれたからです。

高知県民なら、ご家庭のどこかに鳴子が2,3個ころがっているはず。よさこい祭りでは、欠かすことのできないアイテム、それが鳴子です。ちなみに鳴子は「カチャカチャ♪」と鳴らす打楽器です。

じつは…「鳴子」が誕生した日、私は家族の専属カメラマンとして、よさこい祭りに参加していまして…先輩のH川さんからのメールで「コアリクイの赤ちゃん誕生」を知りました。

正直その時は、「寝耳に水、棚から牡丹餅、目からうろこ!!」「え!?うそ!?びっくりぜよ~」でした。なぜなら、私たちは、鳴子の母・緑(リョク)が妊娠していることに気が付いていなかったからです。その話は次回以降に…。

写真は生後5日目(体重288グラム)、体重測定の様子です。チャコールグレーの体色にビロードのような美しい毛並み。ぬいぐるみのような完璧な可愛さに思わず感動!!アラフォー男子、一目ぼれです!!

コアリクイの赤ちゃんはこの時期しっかりと母親にくっついて行動します。そこで測定時は、母親代わりのぬいぐるみにおんぶしてもらいました。何かにくっついていると安心するのかじっとしています。その間に体重測定を行います。※体重計は台所用デジタル計りを使用。

この方法は、脱走コアリクイで超有名なタエちゃんの担当者であったサンシャイン水族館・T山さんからのアドバイスです。今回はあえて高知県に縁のあるカワウソにしてみました。(絶滅種宣言出ちゃいましたけどね…どこかにいます…きっと…涙)

高知県で生まれたコアリクイ第1号「鳴子」。県民に親しまれますように!よっちょれ♪

著者プロフィール

吉川貴臣(よしかわ・たかおみ)

1974年高知県高知市生まれ
物心がついたころから高知の豊かな大自然のなかで遊び、さまざまな生き物たちと出会い、好奇心旺盛な幼少期を過ごす。犬好き。
高知県立高知小津高等学校・理数科卒業 ボクシング部 
高3の夏、愛犬の突然死をきっかけに獣医師の道を目指す(ドラマ等では、間違いなく獣医師になれます)が、時すでに遅し…パンチドランカーのため、専門学校へ。
日本動物植物専門学院・東京校アニマルケアー科卒業。
1999年より、わんぱーくこうちアニマルランドに勤務。長年の夢だった飼育係となる。

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