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Vol.4 イクメン飼育係

2013.1.13

みなさん、新年あけましておめでとうございます。
まずは、やっぱり、わんぱーくのアイドル・鳴子の近況から…♪

「鳴子が立ったー!!」 教えて~おじいさん♪ (byハイジ)
はい、チーズ!! カシャ (笑)
まるで波乗りしているかのように見えてしまう、かわいいポーズでしょ!
昨年、8月11日に生まれた鳴子。生後5ヶ月を過ぎ、体重2700グラムとこんなに大きくなりました。生まれたときは、270グラムだったのに…およそ10倍!
でも、かわいさも10倍になっているんだぜ~♪スギちゃん風(昨年の流行語大賞です)

いまは、非公開施設からアニマルギャラリーに引越ししている鳴子とリョク。シン♂がいるミナミコアリクイ展示場のすぐ裏側の獣舎で暮らしています。
元気いっぱい、すっかりぽっちゃり体型の鳴子。どんどん育ての親(私)に似てきています…。また、哺乳も手慣れたもので、私の子育てぶりも板についてきたようです。
どこかに、イクメン飼育係大賞みたいなものはないのかなぁ♪勝手にノミネートされた気分でいますね。(笑)
ちなみにイクメンとは、育児に積極的に取り組む男性のことです。残念ながらイケメンとは異なりますぅ。(涙)
現在、ミルクのほかにリョクたちと同じ特製ジュースも少しずつ混ぜて与えています。また、ツムギアリという外国の羽アリ?も食べはじめ、離乳の時期に突入しています。

昨年12月2日、アニマルランド動物セミナーのため、来高された遠藤秀紀教授(東京大学総合研究博物館)と感動の初対面。ミルクを飲む際の顎や骨格、舌の動きなど、獣医学の視点からたくさんご教授していただき、鳴子と私は、とても有意義な時間を過ごすことができました。

哺乳している間、母親のリョクはいつも通り、気にする様子もなく寝ていましたが…、ただ、急に母性本能が目覚めるようで「我が子はどこなの!?」みたいな表情で巣箱から身体を乗り出して辺りをキョロキョロ!!(笑)
哺乳後、鳴子を戻すと巣箱内で親子が仲良くじゃれ合う姿に、いつもジェラシーを感じるイクメン飼育係です。
本当は、癒されていますぅ♪ リョク毎日ありがとね!

2013年1月3日お正月 ミルクタイムの様子

最近は訳あって、ミナミコアリクイ展示場からアニマルギャラリー観覧通路の特設コーナーでミルクタイムのほか、お散歩やふれあいタイムを開催しています。
ご覧のとおり、みんなに囲まれた鳴子は、握手を求められたりと、まるで大人気アイドル!! ほんと幸せものだなぁ♪
それでは、本年もどうぞわんぱーくこうちアニマルランドのコアリクイたちの応援よろしくお願いいたします。

著者プロフィール

吉川貴臣(よしかわ・たかおみ)

1974年高知県高知市生まれ
物心がついたころから高知の豊かな大自然のなかで遊び、さまざまな生き物たちと出会い、好奇心旺盛な幼少期を過ごす。犬好き。
高知県立高知小津高等学校・理数科卒業 ボクシング部 
高3の夏、愛犬の突然死をきっかけに獣医師の道を目指す(ドラマ等では、間違いなく獣医師になれます)が、時すでに遅し…パンチドランカーのため、専門学校へ。
日本動物植物専門学院・東京校アニマルケアー科卒業。
1999年より、わんぱーくこうちアニマルランドに勤務。長年の夢だった飼育係となる。

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