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どうぶつのくに どうぶつえんとすいぞくかん

Vol.13 生まれ持つ本能

2013.10.18

 10月(神無月)。まだまだ暑い高知家です。でも園内では、秋桜(コスモス)や紅葉(モミジ)が少しずつ色づき始め、いよいよ秋本番、行楽シーズンを迎えようとしています。

 大人気のふれあい広場も再開しました。(夏休み期間7~9月中止)
 毎日、たくさんの子どもたちの歓声で賑やかになることでしょう♪
 動物とのふれあいで『五官』(目・耳・鼻・皮膚・舌)をフルに使って、『五感』(見る・聞く・嗅ぐ・触れる・味わう)を培ってみてはいかがですか~♪
 ぜひ、モルモットを抱っこして、『ぬくもり=生命(いのち)』生きてるんだなぁ~と感じてもらえたら、私は嬉しいです♪

 もちろん、鳴子・ナルコ♀やシン♂&リョク♀たち3頭のコアリクイたちも、のんびり高知家の秋を満喫しています。
 今回は、名前の通り、まさに「コアリクイ」とも言うべき、生態行動を紹介したいと思います。
 まずは、野外で随時開催している「鳴子とお散歩」どうぶつワンポイントガイドでの出来事。(※随時開催:日曜祝日14:30~)

 夢中で花壇を掘り起こす鳴子。
 突然、鼻息が荒くなったかと思ったら、まっすぐ花壇に入りこんで、土を掘り起こし始めたのです!
いつの間に…ガーデニングが趣味になったがぜよ鳴子!?(笑)
なぜ…? それはすぐに理解できました。
花壇にいるアリを夢中で探しているではありませんか!
 前肢の大きくてするどい爪を器用に使って、土をガサガサ、ゴソゴソ…。
「やっぱりコアリクイなんだなぁ~」
コアリクイの『生まれ持つ本能』を垣間見たようで、関心&感動~です。

 たまにアリやシロアリがいそうな朽ち木などを与えると、ご覧のとおり大興奮♪
 鳴子は、展示場を行ったり来たり楽しそう♪ まるで運動会♪障害物競走のようです。

 次は、大玉転がし~♪(笑)『新鮮なアリは美味しいよ』、とばかり、夢中でとがった鼻先と長い舌を隙間に挿し込み、ネバネバの舌で絡みとっています。

また、コアリクイって生きもの、隙間という隙間を細かくチェックする癖!?があるようで…。
カリカリ!カリカリ!!カリカリまだある!?
まさか…『鳴子、ガラスのシーリング材をそんなにきれいに削ぎとってどうする気ぜよ?』
いつか脱走するのかな?(笑)よっちょれ♪

著者プロフィール

吉川貴臣(よしかわ・たかおみ)

1974年高知県高知市生まれ
物心がついたころから高知の豊かな大自然のなかで遊び、さまざまな生き物たちと出会い、好奇心旺盛な幼少期を過ごす。犬好き。
高知県立高知小津高等学校・理数科卒業 ボクシング部 
高3の夏、愛犬の突然死をきっかけに獣医師の道を目指す(ドラマ等では、間違いなく獣医師になれます)が、時すでに遅し…パンチドランカーのため、専門学校へ。
日本動物植物専門学院・東京校アニマルケアー科卒業。
1999年より、わんぱーくこうちアニマルランドに勤務。長年の夢だった飼育係となる。

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