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どうぶつのくに どうぶつえんとすいぞくかん

Vol.39 告知日

2016.12.6

 もう師走・12月ですね。2016年も残り一ヶ月、足早に今年一年が過ぎ去ろうとしています。
わが高知家は、冬の装いにはまだ早いようで、高知市内は日中20℃を越す日が続いています。
ごらんのとおり、ごく最近までコスモスが満開に咲き誇っていました。

コスモスの一般的な花言葉は「乙女の純潔・美麗」など。  高知市高須(11月)

コスモスの一般的な花言葉は「乙女の純潔・美麗」など。  高知市高須(11月)

じつは、どうぶつのくに読者のみなさんに伝えなければならないことがあります。
もしかしたら、ほとんどの方がご存知かもしれませんが・・・

鳴子たちのことです。
ミナミコアリクイの鳴子が2016年7月15日、続いて母親のリョクが9月12日、天国へ逝きました。2頭とも3年ほど前から急激な削痩(やせる)がみられ、検査や治療を続けていましたが、残念な結果となりました。死因はカルシウム代謝異常および腎不全でした。
当園で飼育していた黒いベストを脱いだ全身アイボリー色のガイアナ産のミナミコアリクイは、日本での動物園では飼育数が少なく、繁殖が期待されていました。
しかし、とても大切な2頭がいなくなった現在、残るオスのシンを、9月16日から埼玉こども動物自然公園へ繁殖目的のため、移動させ頑張ってもらうことになりました。
 残念ですが、しばらくの間、わんぱーくこうちアニマルランドではミナミコアリクイに会うことができなくなりました。
鳴子をはじめリョクママ、シンを愛してくださった皆様、本当にありがとうございました。今後とも日本で暮らすミナミコアリクイたちのため、私たちは尽力を惜しまないと心から誓います。
ありがとう鳴子、そして緑(リョク)。
「師走な(幸せな)時間だったぜよ!僕は君といる時が一番幸せだったんだ 僕はずっと君を忘れないぞ、 いいだろう・・・」よっちょれwwwwww( ; _ ; )/~~~

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鳴子はリョクママの大好きな背中にぴったりくっついて、脱走しますね♪

鳴子はリョクママの大好きな背中にぴったりくっついて、脱走しますね♪

次号につづく

著者プロフィール

吉川貴臣(よしかわ・たかおみ)

1974年高知県高知市生まれ
物心がついたころから高知の豊かな大自然のなかで遊び、さまざまな生き物たちと出会い、好奇心旺盛な幼少期を過ごす。犬好き。
高知県立高知小津高等学校・理数科卒業 ボクシング部 
高3の夏、愛犬の突然死をきっかけに獣医師の道を目指す(ドラマ等では、間違いなく獣医師になれます)が、時すでに遅し…パンチドランカーのため、専門学校へ。
日本動物植物専門学院・東京校アニマルケアー科卒業。
1999年より、わんぱーくこうちアニマルランドに勤務。長年の夢だった飼育係となる。

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