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Vol.41 『ぶらり♪おさんぽ・inよこはま野毛山ZOO』

2017.4.2

 昨年2016年の12月、私たちが加盟する日本動物園水族館協会が後援する両生類や爬虫類分野の専門全国会議が、ここ横浜・みなとみらい地区で横浜市立野毛山動物園主催で開催されました。

 

 みなさん、どうですか!
 会場から、こんなステキな風景が広がっていましたー♪

 澄み切った青空と潮風香る波止場に「日本丸」☆
 まさに貿易港町「ザ!横浜」おしゃれにボーダー着てマリンルックにきめちゃって~☆
 さあ、大海原へ出航しよーぜよ♪
 そしてオープンデッキでビールをぐびっと一杯!
 なーんて、そんな開放的な妄想気分に浸っていました。笑

 まあ、ホントは、私たち、わんぱーくこうちアニマルランドが長年続けておこなっている高知県産オオイタサンショウウオの域外域内保全活動や現在の状況を、全国の参加者に報告する任務がありました。

 ここで、全国の動物園水族館のみなさん☆
 わずか手のひらサイズの小さな生き物たちは、現在のきびしい生息状況のなか懸命に生き続けています。ぜひ、私たちの保全活動に賛同し、分散飼育をはじめていただけたら嬉しいです。ご連絡待っております。
 じつは、この2017年4月1日付けより、高知県にすむオオイタサンショウウオは、土佐清水市指定の天然記念物になります!

 さて、まったくコアリクイのことから脱走しまくりのように思われがちですが、じつは横浜市立野毛山動物園にコアリクイが飼育されています。
 みなさんご存知!?
 しかも入園無料、全国でも珍しい動物園です!わんぱーくこうちもタダぜよ♪

 はい、こちら!アサヒくんとY口飼育係さん

艶々の美しい黒いベストを身に纏ったアサヒくん
やっとの思いで坂道のぼったご褒美には、イケメンふたりがお待ちかね!笑

こちらが野毛山のミナミコアリクイ展示場の全貌

真新しい展示場。以前はフタコブラクダのツガルがいたところを改修したらしく、
屋外運動場も広々、羨ましいぜよ!

 それにアサヒくんの成長日記もデカ盛りです。

ふむふむ上野動物園生まれの人工保育!しかも来月5月1日で3歳になるんだね♪
コアリクイ愛を感じられずにいられません

なんだか鳴子のこと想いだすなぁ・・・

しんみりしていたら、ふと近くのイチョウ並木をせわしなく移動するどうぶつが!?
急いでシャッターを切ると!

ん?まさか新種のコアリクイ!?いやネズミか!?でもふさふさの長いしっぽが・・・

タイワンリスーーーー!!!!
野毛山のスタッフーーーー脱走してますよ\\\w(゜〇゜)w

ホンマでっか!普通に動物園内わがもの顔で歩いていました。
あとから、撮影した看板を見てみると

動物のひみつならぬ「野毛山のひみつ」を発見!
やはり、このタイワンリスも誰かが飼っていたものが野生化したのでしょうか。
「外来生物問題」
外国からやってきたどうぶつたちのなかで日本の気候に似た環境で暮らしていた種類であれば、確実に生き続けられ、全国各地、もともと日本に棲むどうぶつたちへ様々な悪影響を及ぼしています。
外来種まで、さすが横浜だなって妙に納得したぶらりおさんぽin野毛山ZOO
でした。 よっちょれー
次号につづく

著者プロフィール

吉川貴臣(よしかわ・たかおみ)

1974年高知県高知市生まれ
物心がついたころから高知の豊かな大自然のなかで遊び、さまざまな生き物たちと出会い、好奇心旺盛な幼少期を過ごす。犬好き。
高知県立高知小津高等学校・理数科卒業 ボクシング部 
高3の夏、愛犬の突然死をきっかけに獣医師の道を目指す(ドラマ等では、間違いなく獣医師になれます)が、時すでに遅し…パンチドランカーのため、専門学校へ。
日本動物植物専門学院・東京校アニマルケアー科卒業。
1999年より、わんぱーくこうちアニマルランドに勤務。長年の夢だった飼育係となる。

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