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どうぶつのくに どうぶつえんとすいぞくかん

Vol.53 オープンまであと少し!

2017.3.20

3月に入り、お日さまのぬくもりを感じる日が少しずつ増えてきました。三寒四温を何回か繰り返すといよいよ穏やかな春がやってきますね。

さて、現在休館中のマリンワールドはグランドオープンまであと1ヶ月をきりました。
ちょっと前までは、館内にはなかなか入れない状況でしたが、最近は順番に色んなところの目張りが外されて、その度に「わー!すごーい!」と興奮しています。

新しく出来た『ペンギンの丘』

同時に、もう2度と味わうことが出来ない、マリンワールドのリニューアルのときを、ここで過ごせることに幸せを感じています。

ラッコプールは、と言うと、疑岩の補修とアクリル板の交換作業が入り、見た目はほとんど変わりませんが、一応、化粧直しをしました。
合わせて空調機の不具合も見つかり、ラッコたちは繁殖プール生活が少々長引いております。

寝起きのマナちゃん

展示プールに比べると狭くて、暗く、閉鎖的なので、ちょっとでも気が紛れるようにと、おもちゃを渡したり、餌入りの氷をデザート代わりにあげたりしていますが、最近のラッコたちの1番のお気に入りはお散歩です。

大きな氷 リロはガリガリ豪快に!

マナちゃんはペロペロペロ

プールの扉をバーン!と開け放つと同時に「待ってましたー!」と、押し合いながら勢いよく出て来て、繁殖プールのフロアをフンフン臭いながら探検します。

壁に立ち上がってトントントン。音の違いを確かめたり、床をなでなでして、ちょっとした塗装の膨らみを見つけると、前あしを細かく動かしてその触感を楽しんだり、マナちゃんは体重測定の自主練習をしたりと、とにかく楽しそうです。

マナちゃん超接近

リロに至っては、もともと繁殖プールが苦手で、「プールから出るなんて絶対ムリ!!」という様子だったのに、近頃はマナちゃんより積極的で、キーパースペースへの出入り口付近まで近づけるようになりました。

前はプールから出れませんでした

半年前は工事の影響を受けるんじゃないかとか、他の施設に預かってもらった方が良いんじゃないかと心配していましたが、ほとんど影響なく過ごすことが出来ました。

来月、たくさんのお客さまにお会いできることを、どうぶつ達と一緒に心待ちにしています!

著者プロフィール

土井 翠(土井 みどり)

佐賀県出身。1997年4月 マリンワールド海の中道に入社。
同年7月に展示部海洋動物課に配属後、アシカ・アザラシ・ラッコの飼育業務やショー運営を行い、現在に至る。
動物たちは我が子のようでもあり、友達でもあり、一緒に仕事をする大事な仲間。

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