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Vol.63 思いのリレー

2018.1.3

新年明けましておめでとうございます。
毎月、原稿を書くたびに「もう1か月経ったのか!」と思うのに、新年の挨拶をすると「もう1年が経ったのかぁ!」と、ときの経過を改めて感じます。1か月や1年が早いと感じるのですから、1日ってほんとに短いですね。

あっという間!

そう思うと、わたしは毎日をもっと大事に過ごしたくなって、最近は一日の終わりに、今日自分がしたことや気づいたこと、思ったことなどを手帳にひとこと書きとめるようになりました。

さて、今月はラッコたちの話題です。
昨年、12月25日のクリスマスに氷で作ったリースのプレゼントをしました。
わたしがやったわけじゃないので、「しました」と言うのは、ちょっと変ですよね。
今年はリング状の氷のベースにかわいいお星さまの飾りつき。リロ用はイニシャルの「R」型にカットしたイカが、マナちゃん用は「M」がそれぞれトッピングされていました。

リロ用

マナ用


当日、わたしはカメラマンとしてプールの中に入らせてもらったのですが、リロがリースを受け取った瞬間、マナちゃんが足元に寄ってきたので、思わず抱きしめたくなりましたが、がまんがまん。

はい、どーぞ!

だって、リロがリースを頭にかぶろうとしてたんです。シャッターチャンスを逃すわけにはいきません。
いや~、かわいい!
去年より一回り大きなサイズになっていたから、かぶれるかも♪と、思ったのでしょうか。

かぶれるかも?!

マナちゃんは一応受け取ったんですが、大きすぎたのか、重かったのか、すぐに離してしましました。
でも、そのあとちゃんとお腹の上に乗せていたし、リロもお客さまに披露するようにガラス面付近に近づいて行ったりしていて、とてもうれしそうに見えましたよ。

マナちゃんもくんくん

今までもラッコたちにはイベントの度に氷などを加工してプレゼントしてきましたが、わたしが昨年10月に異動してしまったので、後輩は今までの流れを引き継げるのか不安だったと、今回のクリスマスは事前の告知をせず、実施するかどうかも迷っていたそうです。
わたしはイベントごとが好きで、ラッコたちと一緒に楽しみたいと、半分趣味のような感じでやっていたので、あとでその思いを知って、そんなふうに自分がプレッシャーを与えていたのかと、ちょっぴりさびしくなりました。
でも、実際にやってみると、ラッコたちの反応も良く、お客さまにも楽しんでいただけたと実感したようなので、きっと大丈夫。
わたしの思いはリレーされたと、これからは本人がもっと楽しめるようになると信じています。

楽しみだなぁ

今月はマナちゃん6歳の誕生会。
一緒に準備して、またみんなで楽しみたいと、今から心うきうきしています(*´˘`*)

著者プロフィール

土井 翠(土井 みどり)

佐賀県出身。1997年4月 マリンワールド海の中道に入社。
同年7月に展示部海洋動物課に配属後、アシカ・アザラシ・ラッコの飼育業務やショー運営を行い、現在に至る。
動物たちは我が子のようでもあり、友達でもあり、一緒に仕事をする大事な仲間。

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