日本全国の動物園と水族館をつなぐ情報誌、「どうぶつのくに」「どうぶつえんとすいぞくかん」公式Webサイト

どうぶつのくに どうぶつえんとすいぞくかん

Vol.79 目指すところ

2019.5.18

先日、我が家のリビングにテントウムシがいるのを見つけました。誰かの服にくっついて、一緒に入ってきちゃったんでしょうね。あたたかさに誘われて顔を出し始めたダンゴムシやタンポポなどを見つけるとほっこりします。

あったかくなってきたよね

さて、改元に伴い10連休となった今年のGW。皆さんはどうお過ごしになりましたか?
マリンワールドは夜のすいぞくかんを行いました。GWは水族館が一年で一番賑わうときです。
例年だと、間に挟まれた平日は入館者数が少し落ち着くことがありますが、今年は全日休日ということで、最終日以外はほぼ同じくらいのお客さまが毎日お越しくださいました。

お客さんいっぱい!

わたしはショップに張り付き状態だったので、館内のイベントやショーを観に行く余裕はなかったのですが、お会計のときに「イルカショーがすごかったよ」と言ってくださったり、「ペンギン見てきたよ」と、ぬいぐるみを持ってきてくれるお子さんがいたりして、「ありがとうございます」という度に嬉しい気持ちになりました。
ラッコたちも夜のラッコライブで、たくさんのお客さまを楽しませてくれていましたよ。

夜はライトが当たってきれいです

でも、油断は禁物です。
長いGWが終わった~!と、ホッとしていたら、あっという間に夏休みがやってきます。
その前にラッコたちの訓練を効果的に進めよう!ということで、先日ミーティングを行いました。

ボールをキャッチ

以前から、栄養バランスを考え、餌料種を増やす・変更する、日長・水温の季節変動をつける、サプリメントの変更や追加を行うなどの課題、血液検査や超音波検査が必要な場合のトレーニングの提案などの事がらを、獣医師を含め飼育担当者で話し合っていました。
ですが、マナのリロに対する執着が強くて、訓練がなかなか思うように進まない、進み具合が分かりにくいという問題点が出て、今の状態で全部の項目をいっぺんに目指しても埒が明かないので、まずは一番に目指す訓練項目と、ゴールとなる実施時期を決めました。
それから、訓練の方法やそのレベル、ゴール時期から逆算した実施期間などを具体的に決めました。

はい、どうぞ

こういう話をするのは楽しくて、有意義な時間だと感じるんですが、やっぱり自分も訓練に参加したいなぁと思ってしまします。
そう言うと、訓練しに来ていいよって言ってくれるんですが、本当にそう思ってくれているかも不安だし、普段接してないから・・と、いう気持ちがあってなかなかその場に行くことが出来ずにいます。

だけど、習い事の先生みたいな感覚で、訓練のときだけ来るヒトのような存在になるのもひとつかもしれません。
そしたら、今よりもっと詳しくラッコたちのことをお伝えできるかもしれませんね。
とにかく今は、みんなで同じところを目指して進んでいきたいと思います!

あたしも運べるもん!

著者プロフィール

土井 翠(土井 みどり)

佐賀県出身。1997年4月 マリンワールド海の中道に入社。
同年7月に展示部海洋動物課に配属後、アシカ・アザラシ・ラッコの飼育業務やショー運営を行い、現在に至る。
動物たちは我が子のようでもあり、友達でもあり、一緒に仕事をする大事な仲間。

カテゴリー

カテゴリー一覧

このカテゴリーの他の記事

ページTOPへ

Copyrights © 2010 Doubutu-no-kuni All Rights Reserved.
誌面、Webにおけるあらゆるコンテンツの無断複写・転載を禁じます。