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Vol.101 101通目のラブレター

2021.10.14

わたしは文章を書くのが好きです。
どうぶつのくにの連載も、当時の上司から「土井さん文章書くの好きよね?よろしく。」と言われて「あー・・・はい。分かりました。」と言う具合でスタートしました。

誕生時に組んでいただいた特集

当時、マリンワールドのHPに『ここだけ情報』というコーナーがありました。
毎月各課のスタッフが交代で原稿を執筆していたんですが、わたしは順番を待たずに毎月のように原稿を投稿していました。
だから上司にも、わたしは『文章を書くのが好き』と思われていたんでしょうね。
でも、元々文章を書くのが好きだったわけではありません。じゃあ、なんで書くことが好きになったんかな?と、考えてみました。
最初に思い浮かんだのは、自分の気持ちを、言葉を発して表現することが苦手だからかな、ということ。ちゃんと言わなきゃいかんって思ったりして、自信がないんだと思います。だから、書くことで、自分の気持ちを表現してきました。
次にその気持ちは誰に伝えたいんかな?と、考えてみました。
それはすぐに答えが出ました。わたしが気持ちを伝えたかった相手は、文中に書いてきたどうぶつ達です。

ラッコーン リロ

マリンワールドに就職して、どうぶつ達に出会い、みんなのことをすきになったからたくさんの文章を書くようになったんだな、って、わたしはずっと、そのどうぶつ達にラブレターを書いていたんだな、と気づきました。返事をもらうことはできない、一方通行のラブレターではありますが。
ここで、これまで書いてきた100通のラブレター。
そのほとんどは、だいすきなマナちゃんに宛てたものです。

作業用カッパにかぶりついていた頃のマナちゃん

どうぶつのくにでは101通目となる今回は、これを読むあなたへのラブレターです。
「どうぶつのくにが好きだから」「ラッコのことが好きだから」や、最近では、ラッコの飼育数減少がさらに注目を集めるようになったのでそれがきっかけで、など、理由はさまざまでしょうが、ここに辿りつき、お読みくださってありがとうございます。
初回からずっと読んでくださっていると、お客さまや取引業者の方から直接声をかけていただいたこともありました。とても嬉しいことです。

おもちゃに夢中なリロ

自分が書く文章はラブレターなんだって気づいたとき、次に書く原稿が『101通のラブレター』になるんだなって思ったと同時に、その宛先は読んでくださる皆さんにしようと思いました。
101通目って響きがとても素敵ですよね。なんだか、特別感があります。
直接お話するのはあまり得意ではありませんが、わたしはこれからも、ラッコ達をはじめとしたどうぶつ達やいろんな物ごとへのラブレターを書いていきたいと思います。

著者プロフィール

土井 翠(土井 みどり)

佐賀県出身。1997年4月 マリンワールド海の中道に入社。
同年7月に展示部海洋動物課に配属後、アシカ・アザラシ・ラッコの飼育業務やショー運営を行い、現在に至る。
動物たちは我が子のようでもあり、友達でもあり、一緒に仕事をする大事な仲間。

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