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Vol.54 マリンワールドがグランドオープンします!

2017.4.13

今年も海の中道駅前の桜並木が満開を迎えました。
近くで見る零れ桜も美しいのですが、個人的には遠くにある緑色や赤みがかった山にぽつりぽつりと見えるまぁるい桜色を見るのがとても好きです。

海の中道駅前の桜並木

さて、マリンワールドは4月8日(土)、無事にプレオープンを終えました。
当日は報道関係や水族館、国や本社、取引業者などの関係者と、休館前に行った招待券付きのイベントにご参加いただいたお客さまがお越しになりました。
開館とともに「わ~」と、目を輝かせて入館されるたくさんのお客さま。常連のお客さま方の懐かしい笑顔を拝見して、思わず胸が熱くなりました。

マリンワールド外観

ラッコたちは2日前にやっと、繁殖プールから展示プールへ移動が出来ました。
戻ったすぐは、取換えたアクリル板やプールの間仕切りの柵などを念入りにチェックして回るのでとても忙しそうでしたが、翌日には落ち着きを取り戻したのでホッとしました。

取り換えたアクリルの確認をするマナちゃん

ところが、プレオープン当日は朝からバタバタと人が行き来したり、報道関係のカメラに落ち着かない様子が見られました。半年前はぱたりと急に人の気配が消えたことに戸惑い、少しずつ慣れて今ではそれが当たり前になっていたのに、今度は急に人がたくさん現れたんですから驚くのはしょうがないですよね。
ラッコだけじゃなく、アシカやイルカたちも久しぶりのお客さまに少し緊張気味でしたが、わたしは動物たちのそういう様子に親近感を覚え、よりいっそう愛おしく感じました。

また、館内で「どうぶつのくに、いつも読んでます!」と、声をかけてくださったり、お手紙をくださったお客さまがおられて、とてもびっくりしました。
動物たちの魅力がどうすれば際立つか、どうすれば伝わるかということはいつも考えていますが、自分が目立つことはあまり得意ではありません。
そもそも華やかなタイプでもありませんし、どちらかと言うと、常にどうぶつのうしろにいることを意識していましたので、このようにお客さまにお声がけいただくと、それこそとても戸惑いますが、すごく嬉しかったです。

とぼけた顔がかわいいリロ

サケを受け取るマナ

「あの水槽無くなったんやね。」「ロゴマークが変わって残念です。」と言う声も聞かれましたが、わたしにとってはこれから先も変わらず、ずっと大好きな場所です。

2017年4月12日、いよいよグランドオープンを迎えます。
今まで以上にたくさんの方の心を動かし、たくさんの方の心に残り、たくさんの方に愛される水族館になれるよう、動物たちと一緒にがんばります!
皆さま、あらためまして、マリンワールド海の中道をこれからもどうぞよろしくお願いいたします。

著者プロフィール

土井 翠(土井 みどり)

佐賀県出身。1997年4月 マリンワールド海の中道に入社。
同年7月に展示部海洋動物課に配属後、アシカ・アザラシ・ラッコの飼育業務やショー運営を行い、現在に至る。
動物たちは我が子のようでもあり、友達でもあり、一緒に仕事をする大事な仲間。

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