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どうぶつのくに どうぶつえんとすいぞくかん

Vol.67 タイトルは『生きて』

2018.5.10

ぽかぽか陽気に誘われて、テントウムシやダンゴムシなど小さな生き物たちが顔を出し始めました。
たんぽぽの綿毛や小さな草花を見つけるとほっこりとあたたかい気持ちになりますね。
今年のGWは最長で9連休という方もいらっしゃったようですが、みなさんはどうお過ごしになりましたか?

楽しく過ごしましたか?

GWは水族館にとって一番の書き入れ時。今年も本当にたくさんのお客さまがお越しくださいました。
去年までは動物課でショーなどを行っていたので、観覧席のお客さまの様子を見て判断していましたが、今年はインフォメーションに次々にお越しになるお客さまや、ショップで途切れることなくレジに並ぶお客さまの対応をしながら、改めてたくさんの方にお越しいただいたことを体感しました。

お客さんいっぱい!

さて、直接どうぶつにふれることがめっきり少なくなって、ときどき無性にさびしくなるときがあります。
そのせいか、情報誌の取材対応などをするときは、どうぶつのことをお話しするのに夢中になることがあります。

その中のひとつに、マナの人工哺育当時のことを児童向け書籍でマンガ化して掲載したいとの依頼がありました。最初にお話があったのは11月の上旬です。電話での取材や写真の提供をし、シナリオや原画の確認を何度も重ねて、4月上旬に完成をしました。
こちらは株式会社西東社発行の『ミラクルラブリー ♡ 感動のどうぶつ物語』という書籍で、2015年からシリーズ刊行されていて今回が第7弾とのことです。

キラキラの表紙

内容は動物と人間のかかわり方や動物のために生きる人々の姿や命の尊さを子どもたちに伝えるもので、本当に「感動の」泣けるお話ばかりです。

マナのお話のタイトルは『生きて』。
人工哺育のことでは、いつもわたしが中心で行ったような扱いになってしまうので、毎回そこは否定するのですが、構成上どうしても主人公が必要なんですって。毎回そう言われます。今回はマンガということで、若々しく、だいぶかわいらしく仕上げてくださいました(笑)

マナのページ

もう6年も前のことなのに、マンガになるなんて思いもしませんでした。
あらためて、命って、生きるってすごいですね。

最近、マナとリロはとっても仲がいいと聞いています。

いつもぴったり仲良しです

マナがお母さんになったら、その時はまた、大きな喜びで溢れるんでしょうね。
その日が来ることを、わたしも静かに待ちたいと思っています。

著者プロフィール

土井 翠(土井 みどり)

佐賀県出身。1997年4月 マリンワールド海の中道に入社。
同年7月に展示部海洋動物課に配属後、アシカ・アザラシ・ラッコの飼育業務やショー運営を行い、現在に至る。
動物たちは我が子のようでもあり、友達でもあり、一緒に仕事をする大事な仲間。

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