日本全国の動物園と水族館をつなぐ情報誌、「どうぶつのくに」「どうぶつえんとすいぞくかん」公式Webサイト

どうぶつのくに どうぶつえんとすいぞくかん

Vol.65 決まってすること

2018.3.6

今年は例年よりも寒い日が多く、底冷えのする日が続きましたが、先日、ペンギンの丘の褐色がかった芝生の中に小さな緑色の新芽を見つけて、何だかほっとしました。長かった冬の終わりが近づいてきましたね。

雪の日はつらかったね~

最近は、ショップで販売するオリジナル商品のデザインの監修に関わらせてもらったり、ショップの商品POPを作ったりしています。

個人的におすすめの商品

今までは、どうぶつたちと一緒にショーや解説をするばっかりだったので、改めてショップの商品を見ていると、「こんな商品もあったんだ~」と、単純に楽しくなります♪

POPには文字やイラストだけではなく、海洋動物課のメンバーにも登場してもらっています。

協力してもらっています

慣れないレジに緊張しながらも、POPをじっとご覧になるお客さまの姿を見たり、「へ~そうなんだぁ」なんて声を聞くとちょっと嬉しくなります。
皆さんもご来館の際には、ぜひショップのPOPにもご注目くださいね!

こんなところにもいるよ~

こうやって、どうぶつたちと直接ふれ合うことは少なくなりましたが、わたしには前から変わらず、決まってすることがあります。

それはどうぶつたちの命日に手を合わせることです。
いつも慰霊碑にバケツいっぱいの氷を持って行き、まずは当時の思い出話をします。
わたしは物事を、少し思い込んでしまう厄介な癖があって、普段から相手が何気なく取った行動や発した言葉について深く考えすぎることがあります。時々、そんなことや自分の思いを話したりもします。
もちろん、なんにも答えは帰ってきませんが、それが「相手は思うほどあなたのこと気にしてないよ」と言われているようで、そうだよねって気持ちがふっと軽くなるのです。

お母さんマリンにそっくりになってきました

どうぶつたちの命日に手を合わせるということ。
最初は大事な仲間たちのことを忘れたくないという想いが強かったのですが、近ごろはわたしの心をちょっと休ませるために必要なことにかわった気がしています。

そして、手を合わせるときに決まって想うのが、今マリンワールドで過ごしているどうぶつたちのこと。
彼らが永く、元気で過ごせるように一緒に見守っていこうね、と心の中で願いながら、これからも変わらずに続けていきます。

みんなで見守ってね

著者プロフィール

土井 翠(土井 みどり)

佐賀県出身。1997年4月 マリンワールド海の中道に入社。
同年7月に展示部海洋動物課に配属後、アシカ・アザラシ・ラッコの飼育業務やショー運営を行い、現在に至る。
動物たちは我が子のようでもあり、友達でもあり、一緒に仕事をする大事な仲間。

カテゴリー

カテゴリー一覧

このカテゴリーの他の記事

ページTOPへ

Copyrights © 2010 Doubutu-no-kuni All Rights Reserved.
誌面、Webにおけるあらゆるコンテンツの無断複写・転載を禁じます。