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どうぶつのくに どうぶつえんとすいぞくかん

Vol.19 担当替え

2017.7.17

みなさんこんにちは!
なんやかんやと自分に理由をつけて、3か月コラムをさぼってしまいました…
お久しぶりです!すっかりお忘れの方も多いかもしれませんが、また今月からよろしくお願いします!

私がさぼっている間も、ハヌマンラングールたちは元気にすごしていましたよ!
4月30日には姉のタラが3才、7月7日には妹のサトが2才になりました。

すたすたとおとなの階段を駆け上がっていきます…!

成長著しいこどもたちと、のんびり過ごすおとなたち。

とくにケンカをすることもなければ、ケガや病気もなく、おだやか~に時間が流れるハヌマンラングール舎ですが、実は大きな変化がひとつありました。

飼育担当者です!

ときわ動物園では、4月に担当替えがあり、飼育員の担当動物が変わりました。
わたしも変わるのかしら…とドキドキしていたのですが、結局変わらずハヌマンラングールを担当することに。
今年度もよろしくねー!

変わったのは、わたしがおやすみの日に担当する代番者。
よくお客様から「動物は飼育員がわかるの?」と聞かれますが、サルたちは「飼育員かどうか」だけでなく「飼育員の中のだれか」をよーく見分けています。また、声や足音だけでもよくわかっているようです。
ということは、担当飼育員が変わると、やっぱりハヌマンラングールにもわかります。

前年度の代番者は、わたしと同じくらいの背丈の後輩の男の子でしたが、今年度から女の子になりました。
人工哺育をしたのが女(わたし)ということもあってか、タラやサトはどちらかというと男の人が苦手のようで、飼育員でもお客様でも女の人を見ると近寄っていきますが 背の高い男の人のことは少しこわがっているようにも見えます(個人差がかなりありますが…)。
だから、女の子に変わるのなら問題ないだろう、と楽観的にかまえていたのですが、どうやら「見慣れないヒト」ということで初めのころは相当ドキドキしていたようです。

担当が変わって1か月後の5月。
妹のサトは代番女子をみると大興奮。甲高い声で鳴きまくっていました。

最近はだいぶ落ち着いてきたかな…?
一緒に頑張りましょう!

担当替えがあると、わたしたち飼育員は仕事内容が変わるだけですが、動物たちにとっては、毎日部屋に入ってくる人が変わり、食べものをくれる人が変わり、一番多く目にする人が変わります。自分の生活で考えたら、ちょっとぞっとしてしまうくらい(…じゃないですか?)生活が変わります。
お仕事なので、担当替えは避けられませんが、少しでも動物の負担を少なくできるようにしていきたいと思います。

ああ、わたしもいつか変わっちゃうんだなあ。
ずっとハヌマンラングールの担当がいい!笑

次回は、かわいい前足(手)についてお話します!

著者プロフィール

川出比香里(かわで・ひかり)

1991年生まれ 埼玉県出身
専門学校を卒業後、埼玉県こども動物自然公園でのアルバイトを経て、2012年にときわ動物園就職。偶蹄類が好きでサルは大の苦手だったが、担当になるとあっという間に夢中になり、今では3児(すべてサル)の母。

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