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Vol.22 ボーダーコリーと里山散歩

2014.4.10

我が家では昨年秋からボーダーコリーを飼っていて朝晩の散歩が私の日課になっています。
冬の間は真っ暗な中での散歩でしたが、最近徐々に日が長くなってくると散歩と同時に景色を楽しむことが出来るようになってきました。
個人的には朝が大好きなので、散歩と日の出のタイミングが同じになるこの頃は、朝日を浴びてのすがすがしい散歩になります。
写真を見ていただけると一目瞭然なのですが、まさに「里山」的景観に囲まれて住んでいるのです。これまでは家の周りなどには特別な思いはありませんでしたが、毎日散歩しているとやはりいいいものだと認識してきます。もちろん私の取材テーマは里山だったのですが、興味がなかった自宅周辺も立派な里山であり、取材価値があるものだなと再認識した次第でした。
気がついて面白いのは、自宅周辺は里山であっても山間部から少し離れているので工場があったり住宅地があったりと現代的な人の営みを感じることが出来ます。古い民家があるから里山だとは言えないところを認識することも出来るのです。来年からは自宅そばを新幹線が走りだすのです。今は新幹線の高架橋が強大なコンクリートのモニュメントのごとく存在していますが、これが開通すると里山を走り抜ける新たな近代的里山の光景となるのだと思います。
今はちょうど田植えの準備にかかろうとしており、水田には水が張ってあるので朝日に照らされた高架橋が綺麗に水面に写し出されていました。そしてそんな中を散歩している自分たちがいるのです。そんな光景を撮りながら歩いていると新たな里山の光景なのだと実感できるのです。
梅が咲き桜の花も満開になり、足元ではつくしが姿を見せており様々な花が咲きだしています。新幹線も工場もある住環境ですが、ボーダーコリーとの散歩をきっかけに極めて身近な里山を感じる日々となっています。

田んぼ道を楽しそうに散歩する愛犬のボーダ-コリー

自宅周辺はこんな里山景観です

梅の花を見つけるともうじき春だなと時間出来るなど散歩の楽しみが膨らみます

足元もいろんな花が咲きだす春は楽しみがいっぱいです

水田には水が張られて田植えももうじきです。
新幹線の高架橋が水面に映るような光景も新たな里山光景だなと思うのです。

朝日をバックに爽快に疾走して見せる愛犬

桜は満開。
何気ない近所をあらためて愛犬と散歩することで真新しい発見があったりする

著者プロフィール

森勝彦(もり・かつひこ)

1963年石川県生まれ。立山の大自然とその地で生きる雷鳥に心を奪われライチョウ撮影がライフワークとなる。そののちブナ林にいのちを感じ雑誌に発表する。現在、里山こそいのちの原点であると多角的に撮影中。1997年 写真集「奇跡の鳥ライチョウ」(山と渓谷社・2010年 写真集「雷鳥―神々の使者」(TECS)出版。

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