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Vol.25 気になる関係 シャロンとダム

2015.5.24

少しさかのぼりますが
2014年12月に、以前から当園にいるビントロングのオス【ダム】のお嫁さんとして福岡市動物園よりメスの【シャロン】がやってきました。

左が新入りのシャロン

左が新入りのシャロン

ビントロングは、東南アジアやインドネシアの森で暮らすジャコウネコ科の動物で、黒くてゴワゴワした毛並み、太くて大きな尻尾が特徴的な動物です。
(vol.12 ビントロングのダム様、Vol.19おもしろいことをしよう、も併せてご覧ください)
エサは、ペレット類のほかに、バナナ、リンゴ、さつまいもなどを与えています。

シャロンは来てしばらくの間、環境になれていなかったこともありエサをまったく食べませんでした。でも、今は「バナナー!!」と叫びながら(叫んでる風にテンションMAXで走りながら)飛びかかってくるまでになりました。環境に慣れ、元気いっぱいです。
(環境が変わると、ストレスやプレッシャーがかかりエサを食べなくなったり、体調を壊したりすることもあるので、採食量や反応・糞・状態など特に気にする必要があります。)

ところで、同じ人間でも十人十色ですから、もちろんビントロングでも十ビント十色な訳でシャロンとダムでは、性格が全く!!違います。

ダムは、ゆっくりマイペースでどっしり構えた感じ。
たまに、大きな体ではしゃぎだしますが基本的にはのんびりおおらかです。
シャロンは、チャキチャキと動きが俊敏で軽やか。若さのせいもあるのでしょうが、なんせ、やんちゃ。急にハイテンションで、はしゃぎだすおてんば娘です。
(小さい頃は、兄弟のコーンの方がやんちゃだったようですが、さすが兄弟。那須へ移動してきて、そのやんちゃさを爆発させています。)

ダム

ダム

シャロン

シャロン


こんな二頭の関係ですが…
完全に尻に敷かれています。ダムがシャロンに。
今から、強いお母さんになりそうな気配がプンプンですが、うまくペアになってくれるように願います。

では最後に、最近のシャロンのトレーニング風景です。

握手練習:爪切りや手にケガがないか確認する時に行う動作を覚えました。

握手練習:爪切りや手にケガがないか確認する時に行う動作を覚えました。

ダムも気になるようです

ダムも気になるようです

肩アップ練習中 現在16キロ

肩アップ練習中 現在16キロ

むきゃ。

むきゃ。

集中力低下。よそ見中。

集中力低下。よそ見中。


「降りて」のコマンドを出すとなぜかヒモを手繰り寄せはじめる。 まだまだトレーニングが必要です。

「降りて」のコマンドを出すとなぜかヒモを手繰り寄せはじめる。
まだまだトレーニングが必要です。

著者プロフィール

高井梢 (たかい・こずえ)

1984年12月8日 B型 
大阪コミュニケーションアート専門学校卒業
東京生まれ、大阪育ち
ショー解説では標準語 プライベートでは関西弁を操る
小さな頃から「動物園のお姉さんになる」のが夢で、現在はレッサーパンダ・カピバラ・インコ オウム類の飼育管理と、ネコとインコのショーの主任トレーナーとして日々奮闘中
「人と動物の懸け橋になる!」が永遠のテーマ

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