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写真家八木直哉×『どうぶつのくに』による「世界遺産 知床と北海道のどうぶつたち」

北海道の東端にあるオホーツク海に面した知床半島とその沿岸海域が世界遺産に認定されたのが2005年のこと。日本で初めて海洋を含む自然遺産の登録物件となりました。そんな知床でネイチャーガイドをしながら自身の作家活動をしている写真家八木直哉さんの作品を通して、世界遺産知床、そして北海道の大自然でくらすどうぶつたちの姿を毎月少しづつご紹介しましょう。 (田井基文)

Vol.110 初めての日々。

写真家八木直哉×『どうぶつのくに』による「世界遺産 知床と北海道のどうぶつたち」

 これから訪れるであろう、うだるような暑さの予感がする、しん、とした朝。 人気のない道路際でクマの家族がアリを一心不乱に食べていた。 車 more >>

2020.8.20

Vol.109 カワシンジュガイの優雅な一日。

写真家八木直哉×『どうぶつのくに』による「世界遺産 知床と北海道のどうぶつたち」

 小学生の頃、よく沼へ釣りに行った。 親は「古川沼」と言っていた気がするが、当時の僕にとっては世界で唯一知る沼で「ヌマ行ってくる」といえば more >>

2020.7.30

Vol.108 もふもふのくに。

写真家八木直哉×『どうぶつのくに』による「世界遺産 知床と北海道のどうぶつたち」

 先月の終わりから、今月の中ぐらいまでは時々30度に迫る気温の日があったものの、最近は本州の梅雨前線の影響を受けて霧や小雨が降り、10度前後 more >>

2020.6.26

Vol.107 ちょっとさくらを見に。

写真家八木直哉×『どうぶつのくに』による「世界遺産 知床と北海道のどうぶつたち」

 暖冬と少ない積雪のせいで季節感が薄く、エゾアカガエルの鳴き声もあまり響かず、いまいち自分の勘が鈍っているような気がして戸惑う事が多かった。 more >>

2020.5.25

Vol.106 アイスブレイクと感染症と。

写真家八木直哉×『どうぶつのくに』による「世界遺産 知床と北海道のどうぶつたち」

 気温が高く、雪も極端に少ない異例の今年の冬と春への途上。 日に日にストーブの火も最小に。 夜、デスクのパソコンに向かい、その節々で本を more >>

2020.4.10

Vol.105 甘い樹液の出る季節。

写真家八木直哉×『どうぶつのくに』による「世界遺産 知床と北海道のどうぶつたち」

北海道から無くなってしまったのではないか‥と感じる冬だった。 いつもなら、年末には結構な降雪があるのだが、年が明けても雪はなく(毎年、同じ more >>

2020.3.18

Vol.104 遅い流氷と魚祭り。

写真家八木直哉×『どうぶつのくに』による「世界遺産 知床と北海道のどうぶつたち」

ここ数年、流氷は遅くとも2月の初週には接岸していたが、今年の到来は遅かった。 一口に流氷と言っても、ただのシャーベットや、それよりもやや硬 more >>

2020.2.26

Vol.103 トドの間柄問題

写真家八木直哉×『どうぶつのくに』による「世界遺産 知床と北海道のどうぶつたち」

雪の無い冬。 経験上、こんな冬は初めてだ。 元々、真面目にこつこつ雪かきをする性格でもなく、いつも深雪の中、車の轍を何度も重ねて家への道 more >>

2020.1.23

Vol.102 川、エプロンちゃんのその後。

写真家八木直哉×『どうぶつのくに』による「世界遺産 知床と北海道のどうぶつたち」

 先日、気心の知れた友人に誘われ、川のアセスメント調査に同行した。 渓の木々の葉はすっかり落ち、両岸沿いには人の体重を支えるくらいはできそ more >>

2019.12.18

Vol.101 凪の日。

写真家八木直哉×『どうぶつのくに』による「世界遺産 知床と北海道のどうぶつたち」

久しぶりにアマモ場へ潜った。 知床周辺の海域は秋が深まるにつれ北風が強くなり、海は荒れ、鉛色の雲が空を覆う。こんな穏やかな天気は珍しい。 more >>

2019.11.20

Vol.100 奇跡の星

写真家八木直哉×『どうぶつのくに』による「世界遺産 知床と北海道のどうぶつたち」

 いつの間にか連載が100回を迎えてしまった。 自分の事とはいえ、かなり驚いている。 [caption id="attachment more >>

2019.10.22

Vol.99 いのちをつなぐいのち

写真家八木直哉×『どうぶつのくに』による「世界遺産 知床と北海道のどうぶつたち」

ふと思い立ち、以前、よくオショロコマとサクラマスを撮影していた場所へ行ってみた。 この場所では一通りの撮影はこなしているのだが、行く度に醜 more >>

2019.9.26

Vol.98 生命の波紋

写真家八木直哉×『どうぶつのくに』による「世界遺産 知床と北海道のどうぶつたち」

 僕はテンやオコジョ、イタチ、イイズナをまとめて親しみを込めて「胴長」と呼んでいる。 胴長族特有のぬめぬめした動きはユーモラスで、大抵は手 more >>

2019.8.22

Vol.97 魚群と、けものと、人と。

写真家八木直哉×『どうぶつのくに』による「世界遺産 知床と北海道のどうぶつたち」

 最近、不意に「八木さんの写真は主に何が対象なんですか?」というような質問を受けた。 作品を見れば分かりそうなもの‥と、一瞬回答に窮したが more >>

2019.7.18

Vol.96 犠牲。

写真家八木直哉×『どうぶつのくに』による「世界遺産 知床と北海道のどうぶつたち」

 春から夏の間は、たくさんの哺乳類や鳥類にとって子育ての大事な時期だ。 何せ、知床半島では9月中旬に山頂部に雪が降り、初冬が到来する事もあ more >>

2019.6.21

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