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写真家八木直哉×『どうぶつのくに』による「世界遺産 知床と北海道のどうぶつたち」

北海道の東端にあるオホーツク海に面した知床半島とその沿岸海域が世界遺産に認定されたのが2005年のこと。日本で初めて海洋を含む自然遺産の登録物件となりました。そんな知床でネイチャーガイドをしながら自身の作家活動をしている写真家八木直哉さんの作品を通して、世界遺産知床、そして北海道の大自然でくらすどうぶつたちの姿を毎月少しづつご紹介しましょう。 (田井基文)

Vol.80 瀬戸際の地で煌めく命。

写真家八木直哉×『どうぶつのくに』による「世界遺産 知床と北海道のどうぶつたち」

 降る雪が少ない。 冬が好きな僕は、知床のらしくない季節に不満を持っていて、だからこそ雪が舞う日にはできる限り外へ出かけているが、この季節 more >>

2018.2.16

Vol.79 川の道化師、カワガラス

写真家八木直哉×『どうぶつのくに』による「世界遺産 知床と北海道のどうぶつたち」

 年明け前、世間は寒気の強さと、雪の多さで騒いでいた。 ニュースを見る限りは東北地方周辺や、本州の一部地域では積雪が多いようだった。 そ more >>

2018.1.14

Vol.78 乾いた雪が降ってきた。

写真家八木直哉×『どうぶつのくに』による「世界遺産 知床と北海道のどうぶつたち」

 日に日に、空気が乾燥してゆく。 気温も下がりがちになり、硬くなった体にひゅっと北風が吹き付けると気持ちがひるみ、一瞬首が襟に引き込む。 more >>

2017.12.8

Vol.77 モクズガニ、魚神と川神の仲介者。

写真家八木直哉×『どうぶつのくに』による「世界遺産 知床と北海道のどうぶつたち」

 ニュースでご存知の方も多いと思うが、サケが全然いない。 羅臼の市場ではオスの浜値が最初1,200円だったのが、一週間毎に100円ずつ上昇 more >>

2017.11.12

Vol.76 ヤマの使い、ヤマドリ。

写真家八木直哉×『どうぶつのくに』による「世界遺産 知床と北海道のどうぶつたち」

 枯れたイタドリのヤブをくぐり抜ける。 22センチの靴には冷たい泥が付着し、うっすらと煤けたジャンパー越しに肌寒さを感じる晩秋、野外で遊ん more >>

2017.10.8

Vol.75 コリンゴの季節。

写真家八木直哉×『どうぶつのくに』による「世界遺産 知床と北海道のどうぶつたち」

久しぶりに実家へ電話をした。 コリンゴの木に親子のクマが登って実を食べていた親の姿がよく茂みに隠れてよく見えないが、折れそ more >>

2017.9.12

Vol.74 熊の夏休み。

写真家八木直哉×『どうぶつのくに』による「世界遺産 知床と北海道のどうぶつたち」

 夏は、クマにとっては食料事情が厳しい季節だ。 新芽の育つ春であれば、食べられる植物がたっぷりの栄養を含んで次々に伸びてくるが、植物には賞 more >>

2017.8.7

Vol.73 あめあめふれふれ。

写真家八木直哉×『どうぶつのくに』による「世界遺産 知床と北海道のどうぶつたち」

知床へ外からやってくる大部分の方々は、その日が雨である事を嘆き、僕もまた出会う人に「生憎の雨ですが‥」と、つい気を使って余計な事を言ってしま more >>

2017.7.10

Vol.72 世界の片隅で。

写真家八木直哉×『どうぶつのくに』による「世界遺産 知床と北海道のどうぶつたち」

 何か考えがあったわけではないが、斜陽が強く差す森へ、フラリと出かけた。 静まる暗い森へ、樹々の重なり合いからはうるさく逆光が差し込み、光 more >>

2017.6.9

Vol.71 巡る季節。

写真家八木直哉×『どうぶつのくに』による「世界遺産 知床と北海道のどうぶつたち」

 季節が移ろいでゆく。 片方のツノが落ちた鹿。なんだか散髪後のようにすっきりしている。 先日までは雪深い景色だった more >>

2017.5.11

Vol.70 知床の春。

写真家八木直哉×『どうぶつのくに』による「世界遺産 知床と北海道のどうぶつたち」

 最近、撮影ガイド中にお客様と話をしていて、気付かされることがあった。 [caption id="attachment_30906" more >>

2017.4.5

Vol.69 エゾクロテンがやってきた!

写真家八木直哉×『どうぶつのくに』による「世界遺産 知床と北海道のどうぶつたち」

 昼夜を問わず、張り詰めていた寒気が緩んでくる季節。 多くの生きものも、行動を抑制し、耐え忍ぶ様子だったものが、どこか楽しげに活発に遊び始 more >>

2017.3.9

Vol.68 厳冬のなめし職人。

写真家八木直哉×『どうぶつのくに』による「世界遺産 知床と北海道のどうぶつたち」

 自宅で作業をしている深夜、なんとなくの冷気を感じ一枚薄いフリースを着込んだ。 半島に数日間北風が吹き付け、雪が降り、あまり天気が良くない more >>

2017.2.11

Vol.67 冬の森、小さき住人エゾヤチネズミ。

写真家八木直哉×『どうぶつのくに』による「世界遺産 知床と北海道のどうぶつたち」

子供の頃からネズミ類は良く見る生きものだった。 「多分、ハツカネズミとかドブネズミという種類なのだろう‥」という程度の認識だったが、ネズミ more >>

2017.1.9

Vol.66 鉛色の空の下で。 

写真家八木直哉×『どうぶつのくに』による「世界遺産 知床と北海道のどうぶつたち」

 日に日に、冷気が強くなってゆく。 小雨に雪が混じっていたかと思うと、そのうちに水っぽい雪が降る。 更に日が進み、ちりのような粉雪になり more >>

2016.12.7

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