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マレーに首ったけ Vol.21 「Mr.Tがやって来たYah! Yah! Yah! 」

2013.5.27

”どうぶつのくにファン”のみなさんはもちろんご存じとは思いますが、昨年から全国の動物園水族館を行脚中の大人気写真展『KIDZOO』が、4/27からはのいち動物公園で開催されています。そして、その目玉企画として5月19日(日)に、写真家でありどうぶつのくにCEOである『Mr.T』(ロッキー3とは関係ありません)が、はるばるのいちにやって来て講演会を開催してもらえることになったのです!そこで今回は「マレーに首ったけ・特別編」として、その時の様子をお届けしたいと思います。

MR.Tが世界中の動物園、水族館で捉えた最高の瞬間のコレクションです

ちょっと分かりにくいですが、シトシト降り続けています

天気予報で覚悟はしていたんですが、なんと当日は朝から雨模様。週間予報では土、日、月と連続して雨だったのですが、前日の土曜日はほぼ晴れ!この分だと日曜も大丈夫かも、と期待していたのですが、当日は全くぶれることなく一日中しっかりと雨でした。(T_T) ちなみに翌日の月曜日は再びキレイに晴れていましたねー。
一方、主役のMr.Tはそんな天気に負けることなく前日から来高され、愛機NikonD4と共に精力的に園内を動き回ってバシバシと撮影されていました。

動物写真のコツは“とにかく待つこと”だそうです.

もちろん、たくさんの動物たちの中でもMr.Tにとっての一番はマレーグマでしょう(のはず)。心なしかタオチイ&ハニイも精一杯の笑顔で歓迎してくれているように感じました。繰り返しますが、この日は一日中雨。そのため常にあたりは薄暗く、特にジャングルミュージアムは屋内施設なので撮影に支障があることを心配したんですが、さすがにそこはプロ。全く気にならないとのことでした。

Mr.Tもやっぱりマレーに首ったけですよね?

現在、のいちには双子のチンパンジー「ダイヤ&サクラ」や、家族展示で人気急上昇中のブチハイエナ「とーふ」などなどたくさんのスター候補たちがいるのですが、さて、Mr.Tの気持ちを本当に射止めたのは、いったいどの動物だったんでしょうねぇ。

今年の4月で4歳になった「ダイヤ&サクラ」です

両親と一緒に暮らす「とーふ」です

さあさあ、いよいよメインイベントの講演会です。うちみたいな郊外にある地方動物園は雨にはめっきり弱く、この日はお客さんの入りもさみしかったんですが、さすがにMr.Tの人気は高く、会場は詰めかけた大勢の方々で埋まっていました。

この日の講演テーマは「世界の動物園と水族館・主役はどうぶつとこどもたち」。まさにそう!と感じられる、いろんな動物とこども達の笑顔あふれる心温まる写真がたくさん登場し、世界中の動物園や水族館の楽しいエピソードをたくさん聞かせていただいたのですが、なんとMr.Tが実は”子どもの頃はインドア好きのハードゲーマーだった”という衝撃事実が最後に暴かれ(?)、そのショックであやうく記憶が全て飛んでしまうところでした。(^^;)
というのはもちろん冗談で、『動物園は人間も動物の一つであるということを再認識させてくれる場所である』という言葉とともに、しっかりと心に残りましたし、参加された方々もみなさん大変満足気な表情をされていました。

中東、ヨーロッパなどそれぞれの国民性のお話も興味深かったです

講演後に行われた写真集の販売&サイン会も大にぎわいでした。さすがサービス精神旺盛のMr.T、サインのみならず温かいメッセージやイラストも書いていただき、会場には長い行列ができていました。

ちなみに一番得意なのはカワウソのイラストだそうです.

この”田井基文写真展『KIDZOO』”は5月31日まで、のいち動物公園にて好評開催中ですので、どうぞ遊びに来て下さい。四国の高知にいながら世界を感じることができる素晴らしい機会になると思います。

『おっと、コアリクイ「鳴子」でおなじみの吉川さんが登場!めずらしい顔合わせの記念に巨匠(with D3S)を交えてパチリ』

著者プロフィール

本田祐介(ほんだ・ゆうすけ)

高知県立のいち動物公園 飼育課長補佐
学芸員

熊本県出身
1991年 宮崎大学大学院農学研究科修士課程 卒業
小学生の頃に何度も読んだ、少年ジャンプ連載「ぼくの動物園日記」(飯森広一・作)に多大な影響を受けてこの業界へ。
1991年 高知県立のいち動物公園の開園時より初代飼育スタッフとして勤務。
その後マレーグマ、オオアリクイ、アミメキリンなど様々な動物種を担当。
2010年~種保存委員会・マレーグマ種別調整者に。

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