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Vol.58 「ちょっと遅すぎな速報です」

2019.1.2

 毎回こんな感じで大変恐縮ですが、なんと気がついたら2018年が終わろうとしているじゃないですか!みなさん、今年はどんな年でしたか?ここを訪れる方々はご存じかもしれませんが、マレーグマ界にとっては悲しいニュースが本当に多い一年でした。実際にこの「首ったけ」で取り上げたいような話題もけっこうあったんですが、なかなか発信する気になれなかったということも事実です。しかしながら、来年はもっともっとマレーたちにとって良い年になるように盛り上げんといかん!ですよね。その反省の意味も込めまして、今年最後の更新になりますが少しずつ2018年終盤を振り返ってみたいと思います。ということで、今回の話題は

そう、「第27回のいち動物公園写真コンテスト作品展」の速報です

画像にあるように実は11月4日で展示期間は終了しており、何が速報だという感じなんですが、どうしてもみなさんにお伝えしたいことがあります。

じゃーん、マレーグマが受賞しました!

 やったー、作品のタイトルは『おさきに』で、見事「審査員特別賞」を受賞されました。いつも遠慮がちなワンピイがめずらしくタオチイより先にジュースにたどり着き、タオチイが唖然としている感じが良く捉えられていますよね。撮影者である関東在住のNさんはご夫婦で毎回マレーグマをテーマに応募して頂いているのですが、常にマレー愛あふれる作品を生み出されています。

そしてもう1点、入選が!

こちらは撮影者Kさんという方の作品でタイトルは『大開脚』です。午後のタオチイがよく見せるけだるーい雰囲気とやわらかい表情がよく出ていますよね。あ、写真関係の時は毎回お伝えしていますが、私の撮影機材&技術が悪いためにこのような写りになっているだけで、実際の作品はもっともっときれいですのでどうぞご安心&ご了承ください。今回のコンテストは7~83歳のまさに老若男女の方々から総勢241点もの応募があり、その中から金賞1点、銀賞2点、銅賞3点、審査員特別賞10点、入選41点が選ばれています。この入賞57点という狭き門にマレーグマを題材とした作品が2点もあったのはとても喜ばしい出来事でした。そして、さらに

その関東のNさんがカレンダーブックを作られたそうです!

中身がカレンダーになっているミニ写真集という感じですが、ちゃんと製本されています。そして、日本中のマレーグマたちに会いに行かれているだけあって

全てのマレーたちがそれぞれの誕生月ごとに分けられています。

私も誕生月までは抑えていませんので、資料としての価値も高いです。これまた私のせいでクオリティの高さをお伝えできないのがとても悔やまれますが、メッチャ完成度が高いです。まさに技術&意欲&愛情の結晶と言えますね (^^)/
 よしよし、こうなるとさすがに「グッズ特集」をそろそろ本当にやらんとイカンですね。もうずっと前から宣言しててこれまた大変恐縮ですが、マレー愛あふれる作品が続々登場しているので、近々必ずみなさんに報告したいと思っています。
それでは、今年一年間「首ったけ」を訪れてくれてありがとうございました。これからもマレー界のためになるべくこまめに更新していきますので、どうぞおつき合いください。 2019年がマレーたちにとってもみなさんにとってもよい年になるよう願っています。

著者プロフィール

本田祐介(ほんだ・ゆうすけ)

高知県立のいち動物公園 飼育課長補佐
学芸員

熊本県出身
1991年 宮崎大学大学院農学研究科修士課程 卒業
小学生の頃に何度も読んだ、少年ジャンプ連載「ぼくの動物園日記」(飯森広一・作)に多大な影響を受けてこの業界へ。
1991年 高知県立のいち動物公園の開園時より初代飼育スタッフとして勤務。
その後マレーグマ、オオアリクイ、アミメキリンなど様々な動物種を担当。
2010年~種保存委員会・マレーグマ種別調整者に。

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