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マレーに首ったけ Vol.28 「節分行事」

2014.3.5

今年も無事に節分を迎えることができました。そうです、今年で6回目となる『マレーグマに恵方巻きのプレゼント』の日です。今年は話題の面ではF動物園さんにお株を奪われた感もありますが、元祖として地道に続けていますので、その模様をお伝えしたいと思います。

 

 

これが今年の特製恵方巻きです。いつも酢飯の部分はソーセージだったのですが、今年はパンを使ったのでグッとご飯らしさがアップしています。具材の方も種類はほぼ同じながら女性担当者らしいキレイな恵方巻きに仕上がりました。もちろん、通常の給餌飼料を使用するという当園のルールは変えていません。あ、ノリだけは節分の特別サービスです。
今年は2月3日が月曜日で休園日と重なってしまったので、2月2日の日曜日に行いました。

タオチイはいち早く気配を察知して、木の上まで登っています。

ワンピイも登りたいのですが、タオチイに怒られるので床でガマンです。

そうです、去年まではタオチイ&ハニイが主役だったのでワンピイは寝室でこっそり(?)単独恵方巻きだったのですが、今年は久しぶりに節分デビューをすることができました。

今年もたくさんのマスコミの方々が見守る中、いよいよ始まります。

まずはタオチイがガブリ。

久しぶりのワンピイも落ち着いてガブリ。

今年も見事な”かぶりつき”を披露してくれたタオチイをもう一枚。

当園の基本精神は”2頭一緒に♡”です。

と、こんな感じで今年も無事に節分行事を終えることができました。毎年“無病息災を願って”をテーマとしていますが、のいちのペアは今年で20歳になり、その意味を本当に感じる年代となってきました。これからも慢心せずに温かく見守って行きたいと思います。毎年お決まりではありますが、この日、恵方巻きを食べたマレーたちはもちろん、見に来てくれた人たち、そしてこの”首ったけコーナー”をのぞいてくれたみなさんの全ての方々にとって、今年一年が良い年となりますように (^^)/

著者プロフィール

本田祐介(ほんだ・ゆうすけ)

高知県立のいち動物公園 飼育課長補佐
学芸員

熊本県出身
1991年 宮崎大学大学院農学研究科修士課程 卒業
小学生の頃に何度も読んだ、少年ジャンプ連載「ぼくの動物園日記」(飯森広一・作)に多大な影響を受けてこの業界へ。
1991年 高知県立のいち動物公園の開園時より初代飼育スタッフとして勤務。
その後マレーグマ、オオアリクイ、アミメキリンなど様々な動物種を担当。
2010年~種保存委員会・マレーグマ種別調整者に。

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