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マレーに首ったけ Vol.39 「人気者あつマレー!福岡編 その2」

2016.1.23

さあ2016年になりました!今年こそは安定した更新をめざしてがんばりますので、どうぞおつきあい願います。それでは新年の第1回目として、マレーツアー福岡編の「その2」をお届けしましょう。

はい、全国のマレーファンの方々は気になっていたことと思います。そうです、前回は「マチ」のことに全然触れないまま終わってしまいました。ということで、

あー、あれは!

あー、あれは!

2004年7月28日 上野動物園生まれのメス、「マチ」です。

2004年7月28日 上野動物園生まれのメス、「マチ」です。

ここ福岡へは2007年の5月にやって来ました。そうだ、前回サニーのこともちゃんと紹介していなかったので改めて

2005年3月22日 のいち生まれのオス、「サニー」です。

2005年3月22日 のいち生まれのオス、「サニー」です。

同じく福岡へは2005年の5月にマチより一足早く来ています。今さらではありますが、ここはこだわって「サニイ」にしておくべきだったなぁと後悔すると共に、前回に続き画像のクオリティの低さをお詫びいたします。

話を戻しまして、実はこの福岡動物園は全国でもめずらしい「2つのマレー展示場を持つ施設」なのです。ほとんどの園がサブの展示場さえ持てない中、メイン展示場が2つあるというのは大変貴重な存在でありマレーグマに対するちゃんとした姿勢と強い愛が感じられますよね、本当にすごいことです。この場をお借りして正式に「マレー界のミル・マスカラス」という称号を認定したいと思います。あ、ドス・カラスの方が適切かもしれませんね。
さらに、こっちにもサニー展示場に負けないいろんな仕掛けがあるので、それらを順を追ってご紹介しましょう。

まずはこの高-いマレータワーです。

まずはこの高-いマレータワーです。

これは高いですね-、樹上性の彼らにぴったりですし何かシンボリックな感じも受けます。丸太のはしごで登ることができベッドとなる平地もあるので、のいちと違って高齢者にも優しい造りと言えますね。さっそく取り入れたいコンセプトです。さてさてお次は下に降りて行き、

今度は側面から見てみましょうか。

今度は側面から見てみましょうか。

おっと、長い竹竿が登場しました。

おっと、長い竹竿が登場しました。

なるほどー、高いところで食べる様子がよく分かります。

なるほどー、高いところで食べる様子がよく分かります。

そして今度は福原さんが何やら準備をしているようですが!?

そして今度は福原さんが何やら準備をしているようですが!?

またまたなるほどー、アクリル板越しに長い舌の動きを観察できるんですね。

またまたなるほどー、アクリル板越しに長い舌の動きを観察できるんですね。

このように「たべる」「なめる」という2つの重要な行動について楽しく観察や学習ができるイベントがたくさん行われています。行動を引き出すように工夫された施設が素晴らしいのはもちろんですが、福原さんの軽妙なトークがあってこそ完成している世界かもしれませんね。しかしながら、これらの楽しい”マレータイム”は残念なことに実施時間は決まっていないとのことなので、お出かけ前によく確認されることをおすすめします。

まさに ”看板に偽りなし”といった感じなので

まさに ”看板に偽りなし”といった感じなので

うーん、この”ドヤ顔”も許すしかないですねぇ...

うーん、この”ドヤ顔”も許すしかないですねぇ...

という感じで今回もすっかりやられてしまいましたが、この福岡編はまだまだ続きます。
次回こそは獣舎内へ潜入したいと思っていますので、どうぞお楽しみに!

著者プロフィール

本田祐介(ほんだ・ゆうすけ)

高知県立のいち動物公園 飼育課長補佐
学芸員

熊本県出身
1991年 宮崎大学大学院農学研究科修士課程 卒業
小学生の頃に何度も読んだ、少年ジャンプ連載「ぼくの動物園日記」(飯森広一・作)に多大な影響を受けてこの業界へ。
1991年 高知県立のいち動物公園の開園時より初代飼育スタッフとして勤務。
その後マレーグマ、オオアリクイ、アミメキリンなど様々な動物種を担当。
2010年~種保存委員会・マレーグマ種別調整者に。

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