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マレーに首ったけ Vol.22 「広がれ、マレー・ブリッジの輪!」

2013.7.2

Vol.20の記事内にて、”マレー・ブリッジ”次回作のアイデアを募集しています!と呼びかけさせてもらったところ、なんと、本当に(?)届きました~!ありがたいことです。m(_ _)m
しかも、ものすごーくかわいいイラストで表現されています。何だか私の稚拙な表現ではあまりにも失礼ですし、全然伝わらないと思いますので、とにかく現物を見てもらいましょう。

まずはPARTⅠです

どうです?ものすごく癒されたでしょう!?
しかも、アイデア自体は決してファンタジーでは無く、十分実現可能と思えるリアルさを感じます。これだとハニイが落下する心配も少なくてすむし、登りにくさ(=マレーグマが手間暇かける時間)のバランスもきっと良いですよねー。唯一検討すべきなのは、支柱となるモルタル製の擬木と自然木の安全な接着方法でしょうか。

そして、もう一つあるんです。さっそく見てみましょう。

これがPARTⅡです

おっと、材質を変えてきましたねー。きっと本当にマレーグマのことが好きな方なんでしょう、思わず「へぇ~」と納得して受け入れてしまいそうな説得力、というよりは”優しさ”を感じますよね。そして、たくさんの動物園を訪問されている方でしょうね。実はロープを使うというアイデアはうちの担当者からも出ているんですが、ツメや歯が挟まって折れてしまったりとか事故のことを考えると、私の方がなかなか踏み切れなかったりして..。類人猿の展示施設でよく利用されている消防ホースなんかを使うと、その辺も解消されるかもしれませんが。

このような素晴らしいイラスト&アイデアを送っていただいた神奈川県のN崎・Y子さん、どうもありがとうございました。いつも一方通行の情報発信となっているので、こういったレスポンスはとってもありがたく、励みになります。今回送っていただいた作品は、本当に拡大して部屋にかざりたいくらい、心温まるマレーグマでした。もちろん、この2点の作品については、のいち動物公園内で十分検討させていただく予定です。
そして、更にビックリすることが!なんと、このN崎・Y子さんという方、実はその世界ではとっても有名なプロのイラストレーターの方なんです(あとで知ったのですが..)。そう、気やすくY子さんなどと言っていましたが、実はN崎・Y子先生だったのです。
いや、ビックリというのは失礼かもしれませんが、プロの方がマレーグマファンで、しかもここをのぞいてくれていたことにオドロキということです。ちなみに本職とされているイラストは、今回のようなほのぼの系とはかなりかけ離れた感じのようです。(^^;) でも、どの分野においても、こういった”ネコにもトラにでもなれる”みたいな振り幅の大きさを持っている人には憧れますねー。うらやましい限りです。

そうそう、これはN崎・Y子先生つながりで得ることができた情報なんですが、なんとこの夏に首都圏において『マレーグマまつり』なるイベントが開催されるらしいです!なんだか絵本とかぬいぐるみとか、いろんなプロ作家の方々がマレーグマをテーマとして作品を展示するという夢のような画期的イベントらしいです。どうやら、マレーに首ったけなのはクリエイターの方も同じようですねー。めっちゃ気になる~(>_<)
もちろん、このスーパーイベントについても着々と情報を集めていますので、次回たっぷりと紹介したいと思います。お楽しみに~!これからも引き続き、アイデア、ご感想などどんどん募集してマレー!

著者プロフィール

本田祐介(ほんだ・ゆうすけ)

高知県立のいち動物公園 飼育課長補佐
学芸員

熊本県出身
1991年 宮崎大学大学院農学研究科修士課程 卒業
小学生の頃に何度も読んだ、少年ジャンプ連載「ぼくの動物園日記」(飯森広一・作)に多大な影響を受けてこの業界へ。
1991年 高知県立のいち動物公園の開園時より初代飼育スタッフとして勤務。
その後マレーグマ、オオアリクイ、アミメキリンなど様々な動物種を担当。
2010年~種保存委員会・マレーグマ種別調整者に。

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