日本全国の動物園と水族館をつなぐ情報誌、「どうぶつのくに」「どうぶつえんとすいぞくかん」公式Webサイト

どうぶつのくに どうぶつえんとすいぞくかん

マレーに首ったけ Vol.42 「人気者あつマレー!福岡編その4・まだまだ続くよ福岡は」

2016.5.12

 とうとうG.W.も終わりましたね。みなさんレジャーにお仕事にお疲れのことと思いますが、首ったけの福岡編はまだまだ続きますよっ!これまでの3回では伝えきれなかった細かいマレー情報を今回は余すことなくお伝えしたいと思います。

 まずは以前ご紹介した「マチ」の放飼場付近を1階からよく見てみましょう。すると、

こ、これは手抜き工事では!?

こ、これは手抜き工事では!?

 安心してください、開いているだけですよ。もっと言えば、わざと開けています。小さな隙間ですが、人もちょっとドキドキするし、もちろん動物も同じように感じてくれて良い刺激となっていることでしょう。そして視線を移すと

おー、これは!?

おー、これは!?

 最近、新しい施設で見られるようになった動物のレプリカですが、哺乳類、特にマレーグマは初の試みではないでしょうか。さらに2階(上段)に行ってみると、

よかったー、ちゃんと残りの部分もあった。

よかったー、ちゃんと残りの部分もあった。

またまたやられましたね-、これはすばらしい。思わずクスッときますが、きっと教育的な価値も高いことと思います。

今度は同じ位置から視線を移すと

メンテナンス用?のようなスタッフ通路があって、その中央部に

メンテナンス用?のようなスタッフ通路があって、その中央部に

こんな小さい扉が付いてます。

こんな小さい扉が付いてます。

 これは展示場の真上に位置し、ハチミツやヨーグルトを入れて少しずつ垂らしたりと、いろいろ環境エンリッチメント的なことができるようになっています。ね-、本当に隙がなく感心されることばかりです。その他、

旧マレーグマ展示場を

旧マレーグマ展示場を

そのまま残してお客さん用に開放していたり

そのまま残してお客さん用に開放していたり

こんなアートな感じのマレー画があったりと

こんなアートな感じのマレー画があったりと

 本当に ”マレー愛”があちこちにあふれている動物園で大満足の訪問となりました。ということで、最後はおすすめのお土産を紹介しましょう。

まずはこれ、『ヤマネコラーメン』

まずはこれ、『ヤマネコラーメン』

 マレーグッズじゃないんかい!と突っ込まれそうですが、九州福岡らしい豚骨味となっていて味もグッドです。ま、個人的には豚骨であれば棒ラーメンで製造して欲しかったという気もします。また、宣伝部長としては、ぜひいつか『マレーラーメン』を実現させたいですね。味はどうしましょうか、やっぱりナシゴレン風? どうやらラクサというマレーシアを代表する麺料理があるそうですが、どんな味なのか想像も付きません。と、妄想の話はこれくらいしにて次のおすすめお土産に行きましょう。ラーメンの画像にも写っていましたが

オリジナルマレーバッジです。

オリジナルマレーバッジです。

 これは絶対に買いですね。出来もかなりイイです。がっ、おっとここで気付きました、福岡動物園さんのイカンところ!なんと、バッジがあるのはマチだけでサニーがないんです (T_T)
信じられませんねー、考えられませんねー、ここだけはぜひとも猛省し改善して欲しいです。ま、詳しい調査はあえて行わず、きっとサニーバッチは人気があって、たまたま売り切れだったのでしょう、と考えて納得することにしましたけど。

 さてさて、こんな感じで4回に分けてお送りした『 福岡編 』ですが、いかがだったでしょうか? なんせあの奥深さですので、私が気付いてない魅力もまだまだたくさんあることと思います。とにかく”百聞は一見にしかず”です。ぜひぜひ一度ご自身で福岡マレーを体験してみましょう!

著者プロフィール

本田祐介(ほんだ・ゆうすけ)

高知県立のいち動物公園 飼育課長補佐
学芸員

熊本県出身
1991年 宮崎大学大学院農学研究科修士課程 卒業
小学生の頃に何度も読んだ、少年ジャンプ連載「ぼくの動物園日記」(飯森広一・作)に多大な影響を受けてこの業界へ。
1991年 高知県立のいち動物公園の開園時より初代飼育スタッフとして勤務。
その後マレーグマ、オオアリクイ、アミメキリンなど様々な動物種を担当。
2010年~種保存委員会・マレーグマ種別調整者に。

カテゴリー

カテゴリー一覧

このカテゴリーの他の記事

ページTOPへ

Copyrights © 2010 Doubutu-no-kuni All Rights Reserved.
誌面、Webにおけるあらゆるコンテンツの無断複写・転載を禁じます。