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マレーに首ったけ Vol.34 「今年も無病息災を願って」

2015.3.12

今年も反省が活かせず情報発信が遅くなっております <(_ _)>
せめて年度内に、と思い立って今回お届けするのはもうお馴染みの節分の話題。そう、今年で7回目となった『マレーグマに恵方巻きのプレゼント』です。
実はワンピイ&タオチイも20歳を過ぎてからは立木に登ることさえもおっくうな様子で、更にお腹の調子を崩すことも多く、最近はクリスマスケーキなど食べ物系のイベントは遠慮するようにしていました。でも、やっぱり恵方巻と来たらのいちのマレーでしょっ!という意気込みで実施しましたので、その模様をお伝えします。

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これが今年の特製恵方巻きです。前回好評だったパンを引き続き採用しリアル感を狙いました。具材の方もキウイを追加して女性担当者らしい”具多め”の優しい仕上がりとなっています。日にちはもちろん2月3日(火)の当日に行いました。

今年もたくさんのマスコミ各社が取材に来てくれました。

今年もたくさんのマスコミ各社が取材に来てくれました。

 なんとテレビ3社、新聞4社です。都会の人からすると、そんなもの?という感じかもしれませんが、高知にあるのはテレビ4社、新聞(一般紙)4社なのですごいことなんです。毎回言ってますけど、赤ちゃんを公開してもこんなに集まることはありません(T_T)

「節分ガールズ」による準備が着々と進んでいきます。

「節分ガールズ」による準備が着々と進んでいきます。

この日はタオチイもスイスイと登ってスタンバイです。

この日はタオチイもスイスイと登ってスタンバイです。

そして、いよいよ待ちに待った恵方巻ターイム!

まずはタオチイがガブリ。

まずはタオチイがガブリ。

続いて下で待っているワンピイも。

続いて下で待っているワンピイも。

おっと、ここで予想しなかったハプニングがっ!

なんとタオチイがすぐに逆を向いてしまったんです。

なんとタオチイがすぐに逆を向いてしまったんです。

せっかくのイベントなのになんてことー!と焦りましたが、よくよく考えたらタオチイが向いているのは”西・南・西”、そうです今年の恵方なんです。さすがこの道のベテランマレーだけあって分かってらっしゃる、技が違いますよねぇ。

と、ここで今回は特別編としまして、最大のライバル(?)である九州の福岡市動物園より届いた恵方巻イベントの様子をご覧いただきたいと思います。

これが福岡産恵方巻の中身です。

これが福岡産恵方巻の中身です。

おーっ、決して奇をてらうことなくキレイに仕上がっていて良い感じですね。完成形ではなく巻く前の状態を見せるこの手法は、これからぜひ参考にしたいところです。
そして、いよいよガブリ。

そして、いよいよガブリ。

食べているのはメスの『マチ』」で、恵方ボーイは今回情報を惜しげもなく提供してくれた福岡の「マレーマスター・福原さん」です。どちらも詳しくご紹介したいところですが、それは「人気者集マレー」コーナーのお楽しみに残しておきたいと思います。

おっと、こっちのマレーは!?

おっと、こっちのマレーは!?

そう!2005年に生まれたワンピイ&タオチイの3男坊、『サニー』です。両手を使ってなかなかのテクニックではありますが、お母さんのように恵方を向くなんてことはまだまだ思いつかないでしょう..ふふっ。と言いつつ、まだ2回目というのにこのクオリティは恐るべし福岡動物園って感じですね。のいちにはない明るくて広々とした屋外展示場での恵方巻に今後も期待したいところです。

と、こんな感じで今年も無事に節分行事を終えることができました。テーマはもちろん“無病息災を願って”なのですが、我らがワンピイ&タオチイも今年は21歳になります。正直なところもう繁殖は期待できないかもしれませんが、これまで以上に温かく見守って行きたいと思います。それでは、毎年お決まりではありますが、この日恵方巻きを食べたマレーたちはもちろん、見に来てくれた人たち、そしてこの”首ったけコーナー”をのぞいてくれたみなさんの全ての方々にとって、今年一年が良い年となりますように。

最後はタオチイのアップでさようなら-!

最後はタオチイのアップでさようなら-!

著者プロフィール

本田祐介(ほんだ・ゆうすけ)

高知県立のいち動物公園 飼育課長補佐
学芸員

熊本県出身
1991年 宮崎大学大学院農学研究科修士課程 卒業
小学生の頃に何度も読んだ、少年ジャンプ連載「ぼくの動物園日記」(飯森広一・作)に多大な影響を受けてこの業界へ。
1991年 高知県立のいち動物公園の開園時より初代飼育スタッフとして勤務。
その後マレーグマ、オオアリクイ、アミメキリンなど様々な動物種を担当。
2010年~種保存委員会・マレーグマ種別調整者に。

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