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マレーに首ったけ Vol.27 「マレークリスマス!」

2013.12.27

 みなさん、”マレークリスマス!”あー、とうとう今年はこれを言うことができました。もう何回でも言ってしまいます、マレークリスマス! 昨年は結局間に合わなくて悔しい思いをしたので..。あ、そうか、この記事が掲載されるのはいつになるのでしょう?ま、私は何とか年内に投稿しましたので、もし2014年になっていても大目に見てください。
さて、2013年の最後を飾るマレートピックスは「クリスマスケーキのプレゼント」です。全国の動物園、水族館でもお馴染みのイベントですし、のいちでも他にチンパンジー、ブチハイエナなど強力なライバルたちがいますが、やはり”がっつき”具合では他の動物たちの追従を許さず、マレーグマが一番でしょう。
それではマレーたちの今年のクリスマスの様子を紹介しましょう。

じゃーん、これが今年のケーキです。

もちろん、”飼育担当者の手作り”というのもウリの一つであり、その年ごとに全く違う出来映えとなります。今年はこの通り、お菓子作りが得意な女性職員が担当したので完成度もピカイチです。ちなみに主な材料はおから、卵、イモだそうです。

参考までに、これが2011年のクリスマスケーキです。何となく”質より量重視”という感じで、この時の担当者の個性が出ています。

さあ、いよいよプレゼントタイムです。

ケンカにならないようにちゃんと2つ用意します。

扉を開けると、2頭ともほぼ同時に飛び出してきました。

画像の右側がタオチイ、左側がワンピイです。

優位な立場で決定権を持つタオチイはこっちを選びました。

ちゃんと食べられるのか、と必死だったワンピイも一安心。

と、こんな感じで今年のクリスマスも無事に終了となりました。このイベントが終わると、もうあっという間に大晦日です。タオチイファミリーにとって今年はどんな一年だったでしょうか。一番のニュースは、やはり次女「ハニイ」の旅立ちでしょう。それでもワンピイ&タオチイの仲良しペアはまだまだ元気ですし、さらに来年は、その次の世代の明るいニュースも期待したいところです。
 今年一年間ここをのぞいて下さったみなさん、どうもありがとうございました。来年も全てのマレーグマたち、マレーファンのみなさんにとって良い年になりますように。

著者プロフィール

本田祐介(ほんだ・ゆうすけ)

高知県立のいち動物公園 飼育課長補佐
学芸員

熊本県出身
1991年 宮崎大学大学院農学研究科修士課程 卒業
小学生の頃に何度も読んだ、少年ジャンプ連載「ぼくの動物園日記」(飯森広一・作)に多大な影響を受けてこの業界へ。
1991年 高知県立のいち動物公園の開園時より初代飼育スタッフとして勤務。
その後マレーグマ、オオアリクイ、アミメキリンなど様々な動物種を担当。
2010年~種保存委員会・マレーグマ種別調整者に。

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