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Vol.52「今年も写真コンテストに集マレー」

2017.10.10

 もう言い訳もしません、いきなり本題に入ります。ちょっとばかり休んでいましたが、今回はどうしても言いたいことがあってこの場に戻ってきました。そう、それは、”元祖「シャンシャン」は絶対豊橋だろーーっ !!”です。きっと、全国ウン十万人のマレーファンたちも憤りを感じていることでしょう、と立ち上がった次第です。全くもう、そろそろ白黒はっきりさせたいところですよね。
と、うまく?まとまったところで、今回は「第26回のいち動物公園写真コンテスト」の話題です。あれ、グッズ特集は?と思われた方、覚えていてくれて本当にありがとうございます- <(_ _)> 実はあのテーマ、いざ手をつけようとしたら材料がたくさんありすぎて、整理に手間取っているところです。

ということで、改めて写真コンテストの話しへ。

第26回となる今年は総応募数が303点、5歳から85歳までと大変幅広い世代の方々が参加してくれました。さらに、その中で金賞~入選まで何らかの賞に入ったのが58点という結果でした。そして気になるマレーグマがテーマだった作品は?

じゃーん、この1点だけでした!

今回めでたく入賞となったこの写真は、いつもご夫婦でマレーグマのみを題材として応募してくれている関東在住のNさんの作品です。毎年入賞の常連となるほどの腕前をお持ちなんですが、今回もタオチイの優しさが画面一杯にあふれる一枚となりました。どこかのセントバーナードよりも長そうな舌もイイ感じですよね。あ、もちろん、実物はもっとレベルが高いのでご安心ください。展示されている写真を私のコンデジで撮ったので、こんな感じになってしましました。今回、応募された303点の中にどれだけマレーを題材としたものがあったかは不明ですが、入賞作品で考えると58分の1という結果でした。昨年が5点あったことを思うと寂しい限りですが、Nさんのおかげで何とか今年もブラック軍団の本丸を守ることができました。
一方、ここで気になるのは園内の最大ライバル「ビントロング」軍団ですよね。あいつら、昨年の「ポンズ」誕生で勢いにノってるからなぁ、と心配したとおり、何と4点も入賞していました。し、しかも、最優秀の金賞までゲットしてるんですよ!以前このコーナーでお話ししたように金賞受賞の作品は1枚ものの当園オリジナルカレンダーとなります。そう、来年は戌年というのに高知県内のあちこちの家庭でビントロングがでかい顔をすることになりそうなんです。

ちなみにこれが金賞の作品です。

さすがに作品としての評価を私がするわけには行きませんが、大胆な構図なのにビントロングのいろんな魅力を捉えていますよね。あ、これも私の”また撮り”ですから、実物はもっともっと素晴らしい仕上がりとなっています。この作品展は11月3日まで開催しているので、どうぞお越しください。
ということで、今回はとにかくシャンシャン問題を訴えたくて-。今後もこの声が高まることを期待しています。もちろん次回はグッズ特集、どうぞお楽しみに (^^)/

著者プロフィール

本田祐介(ほんだ・ゆうすけ)

高知県立のいち動物公園 飼育課長補佐
学芸員

熊本県出身
1991年 宮崎大学大学院農学研究科修士課程 卒業
小学生の頃に何度も読んだ、少年ジャンプ連載「ぼくの動物園日記」(飯森広一・作)に多大な影響を受けてこの業界へ。
1991年 高知県立のいち動物公園の開園時より初代飼育スタッフとして勤務。
その後マレーグマ、オオアリクイ、アミメキリンなど様々な動物種を担当。
2010年~種保存委員会・マレーグマ種別調整者に。

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