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マレーに首ったけ Vol.35 「Honey&Yogurt 」

2015.6.21

お久しぶりでございますー <(_ _)>
何とか夏が来る前にVol.35を~と思っていたら、梅雨を吹き飛ばすネタがありましたっ!
今回は当園で行っている「サポーター感謝祭」というイベントで起きたすてきな出会いのお話です。

最近、多くの園館で実施されている「サポーター制度」というのをご存じでしょうか。これは、一口いくらかの金額を飼料費として寄付していただき、文字通り希望する動物のサポーターになっていただくものです。そして当園では年に2回「サポーター感謝祭」と称して、サポーターの方々をご招待し、支援動物の施設見学などの裏側探検や種によっては給餌体験もできるようになっています。おかげさまでサポーターのみなさんには大好評なのですが、現在は担当動物がいない私にとって、さびしさをひしひしと感じる日でもあります。
ところが今回は初参加の、あるマレーグマサポーターの方が「種別計画管理者と話しがしたい」と言ってます-、と担当から連絡がありました。久しぶりの感謝祭での出番ではありましたが、失礼ながら本当に正直な気持ちを書かせてもらいますと、 ”ちょっとやっかいな人が来たかなー”と不安な気持ちを抱えながら待ち合わせの場所に向かうと、

いきなりこんなプレゼントをいただきました。

いきなりこんなプレゼントをいただきました。

おー、このかわいいマレーグマのミニブックは何?あれ!?この「Honey&Yogurt」という文字は見覚えがある!そう、その方はマレーファンであればおそらく誰もが知っている有名サイトの運営者さんだったんです。実はかく言う私も、この「首ったけ」の縁で知り合うことが出来たイラストレーターのN崎さんに教えられて初めてそのサイトを知ったんですが、とにかくマレー愛がすごくて、しかも写真がとってもキレイなんです。

ミニブックの中身はこんな感じになっています。

ミニブックの中身はこんな感じになっています。

これは、うちのワンピイ&タオチイですね。このように日本にいる全てのマレーグマたちが網羅され、しかも顔がはっきりと分かる写真ばかりなので、完全な「日本マレーグマ個体名鑑」となっているんです。もちろん、カメラの腕は素人目にみても相当な感じで、もう大々的にA4サイズで発売して欲しいほどのクオリティです。

最新の移動情報もちゃんと抑えてあります。

最新の移動情報もちゃんと抑えてあります。

何はともあれ、私もずっと前からお目にかかりたかったHoney&Yogurt さんとの出会いが、いきなり実現してしまったのでもうびっくりです。お二人でしたのでどちらかがHoneyさんで、もう一人がYogurtさんかという藤子不二雄ばりのシステムかもしれませんが、もうとにかくマレー愛をひしひしと感じる方々でした。

それでは、せっかくの機会ですので手前味噌ながら”マレーグマのサポーター感謝祭”の様子をお届けしましょう。あ、ここからの画像は全てHoney&Yogurtさんから提供していただいたものです。今回はお世話になりっぱなしです。

もうお馴染みの”安定したタオチイ”です。

もうお馴染みの”安定したタオチイ”です。

ジュースタイムを待ちわびて、という時によく見られる光景です。
上下に分かれてのジュースタイムです。

上下に分かれてのジュースタイムです。

以前、ワンピイが登ろうとするとタオチイにこっぴどく叱られることが続き、結局そのままタオチイは登ること自体をあきらめてしまいました。

床面にペアで並んでのジュースタイムです。

床面にペアで並んでのジュースタイムです。

タオチイも年齢&体型により、一度降りてしまうともう登りたくないようです。並んで飲む分には怒られることもそうないので、ワンピイも安心しています。

この他に高知で旬を迎えたヤマモモを使ってのお楽しみタイムや、もちろん日頃は見ることができないマレーグマの寝室等のバックヤード見学もあります。その辺りは実際に体験するときのお楽しみ、ということにしましょうか。

最近、マレーグマ大使としての情報発信がめっきり減っており、毎回のことながら反省しているところです。そろそろうれしいニュースをお届けできるようにワンピイ&タオチイにも今年こそはがんばってもらいたいですし、展示場の方ももう少し登りやすくしてあげるなど、彼らの年齢に合わせたバリアフリー化も考えないといかんですねぇ..。
そんなことも含め、今後はHoney&Yogurtさんを見習ってもっともっとマレーアンテナを広げていきたいと思います。
ということで、日本一のマレーグマ応援サイト『Honey&Yogurt』、未体験という方はこの後ぜひぜひ訪問してみてください!更新もかなりマメにされているようなので、知っている人もクマなくチェックを!(あ、”クマなく”はHoney&Yogurtからのパクりです-)

著者プロフィール

本田祐介(ほんだ・ゆうすけ)

高知県立のいち動物公園 飼育課長補佐
学芸員

熊本県出身
1991年 宮崎大学大学院農学研究科修士課程 卒業
小学生の頃に何度も読んだ、少年ジャンプ連載「ぼくの動物園日記」(飯森広一・作)に多大な影響を受けてこの業界へ。
1991年 高知県立のいち動物公園の開園時より初代飼育スタッフとして勤務。
その後マレーグマ、オオアリクイ、アミメキリンなど様々な動物種を担当。
2010年~種保存委員会・マレーグマ種別調整者に。

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