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Vol.50 「のいちの文化祭」

2017.3.5

 とうとう来たーっ、マレーに首ったけ・第50回」! 今年度中にたどり着くことができて感無量です (^^)/ さあ、その記念すべきテーマは「のいちの文化祭」、2月26日(日)に開催されたイベントのお話です。動物園で文化祭?と疑問に思われるかもしれませんが、実はこれ「午前中に飼育係のお話を聞いてコインをもらい、午後からはそれを使って飼育係手作りの商品をゲットする」という、今イチオシのイベントなのです。発案は当園のヤングリーダーですが、午前中はちょっとまじめな話を聞いて午後からは模擬店でお買い物体験、とまさに”文化祭”ですよねー。もちろん、一番の狙いは午前中にある3つのお話しを聴いてもらうことですが、この後でもらえるコインがなんと、

じゃ-ん、ちゃんと金属製でめっちゃリアル!

 そして、このコインと交換することができる飼育係オリジナルグッズは、なんと30種類以上!私が言うのも何ですが、この職員にこんな才能が!!と驚くようなクオリティのものがたくさんあります。本当は一つ一つお見せできたらいいのですが、あくまでこの場は ”マレーに首ったけ”、やはりテーマをマレーグマに絞って紹介したいと思います。もちろん、トップバッターはマレーグマ担当のSさんでしょう。

はいこれ、あれれ!?

 ま、まさかの担当者によるマレー外しとは...。でも、まあ実際にビントロングも担当ですし、昨年はがんばって初めての繁殖にも成功したことだし、ここは大目に見ましょうか (^_^;)
 さあ気を取り直して次は

定番とも言えるマスコットぬいぐるみです。

これは担当係の枠を飛び越えて作成してくれたもので、ちゃんと解説シートもついてます。世界でココだけ限定3体しかありません。そしてお次は

オリジナルマグネットです。

おーっ、当園ジャングルミュージアムのオールスターが勢揃いした全てが貴重な1点ものとなっています。ま、ここでもビントロングにやや負けてる気もしないわけでもないですが...

その他にはこんなオシャレ系?もあります。

エミューの無精卵の殻を使ってアレンジした”多肉植物セット”なんですが、その上にちゃんとマレーグマが乗っかってます。これは3体限定です。

え、そういえばお前(私)は何を出品したのかって!? やっぱりそこを聞きますか?
私は、そう

まさかの ”アボカドの種”(^_^;)

いやー、おそらくあまりの人気でマレーグッズばっかりになると思い、あ・え・て・こっちを狙ってみましたー。実は私、オオアリクイ、コアリクイも大好きでして、ただのアボカドではなく「ミナミコアリクイが食べたアボカドの種」ですよ! もちろん(おそらく)芽が出ますので、これから長ーく楽しめるようになっています。

その他にも

 ディスプレイのあちこちでマレーグマは大活躍でした。ちなみに画像左下にあるマレーシルエットの生地は若い職員が手芸ショップで見つけてきたものですが、もうこれでスーツを作ってしまいたいくらいの完成度ですよね。

と、おかげさまで

今年も大人気の中幕を閉じた「のいちの文化祭」ですが、来年も同じくこの時期に開催予定なのでぜひぜひお越しください。講演スペースのキャパの都合もあって先着100名様のみの参加となっていますのでお早めのご来園をおすすめします。今回紹介しきれなかった優れもののグッズもまだまだたくさんありますし、飼育係のまじめな話も魅力的ですよ!

著者プロフィール

本田祐介(ほんだ・ゆうすけ)

高知県立のいち動物公園 飼育課長補佐
学芸員

熊本県出身
1991年 宮崎大学大学院農学研究科修士課程 卒業
小学生の頃に何度も読んだ、少年ジャンプ連載「ぼくの動物園日記」(飯森広一・作)に多大な影響を受けてこの業界へ。
1991年 高知県立のいち動物公園の開園時より初代飼育スタッフとして勤務。
その後マレーグマ、オオアリクイ、アミメキリンなど様々な動物種を担当。
2010年~種保存委員会・マレーグマ種別調整者に。

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