日本全国の動物園と水族館をつなぐ情報誌、「どうぶつのくに」「どうぶつえんとすいぞくかん」公式Webサイト

どうぶつのくに どうぶつえんとすいぞくかん

マレーに首ったけ Vol.38 「人気者あつマレー!福岡編・その1」

2015.12.27

 今回はお詫びからスタートさせていただきます。そうです、前回の熊本編でなんとフジとウメキチを間違えるという大失態を犯してしまいました- <(_ _)>
”マレー界のプリンス”などと持ち上げておきながらこれじゃあ話になりませんね。でも安心してください、多方面から袋だたきに遭いましたので...

 さてさて、それでは気持ちを切り替えて行ってみよう!今回やって来たのは中四国、九州で最大の都市『福岡』です。そして、一番の目的は

呼子産のウマすぎるイカ~

呼子産のウマすぎるイカ~

ではもちろんなく、

そう、福岡市動物園です。

そう、福岡市動物園です。

 人口150万人を超える大都市にある動物園にしては入場ゲートがこぢんまりしすぎてて、ちょっと拍子抜けするかもしれませんが、これは油断させる罠ですよ!ここはエンリッチメント大賞2013に輝いたオランウータンとシロテテナガザルの混合展示など自慢の武器をたくさん持っていて、気を抜くと絶対やられてしまいますよ。
 いやーしかし、「人気者あつマレ-」を始めてからこの福岡市動物園にたどり着くまで予想以上に時間がかかってしまいましたが、ここは本当に来たかったところなんです。20年振りくらいなんですが、実現してよかったです。ということで、目指したのはもちろんマレーグマの展示場!

おー、見えてきた見えてきた。

おー、見えてきた見えてきた。

サイン表示はめっちゃオシャレです。

サイン表示はめっちゃオシャレです。

さあ、いよいよご対面です。

おおーっサニー、久しぶりやんか!

おおーっサニー、久しぶりやんか!

何だかマレーたちと会うといつも同じセリフになってしまいますね。このサニーは2005年3月生まれのワンピイ&タオチイの3番目の子どもです。顔の感じもどうみてもワンピイ&タオチイ系ですよね。さて、改めて展示場をながめてみると

なんかガラスに覆われた施設があります。

なんかガラスに覆われた施設があります。

気になって地下へ続く通路を降りていくと...

気になって地下へ続く通路を降りていくと...

まずは金網の部分が登場。

まずは金網の部分が登場。

 何気なくある普通のフェンスのようですが、これは臭いや息遣いなどを間近で感じられるように ”あえて”設置しているそうです。最近の施設は見やすさからガラス展示が多用されているので逆に新鮮な印象を受けます。そしてそのすぐ横には

何だか複雑な構造の扉があります。

何だか複雑な構造の扉があります。

その上の展示場部分には穴が開いていて

その上の展示場部分には穴が開いていて

なんと!サニーの手が出てきました!

なんと!サニーの手が出てきました!

 いやービックリです、マレーの生足ですよ。物をつかむ動きや掌の感じをしっかりと観察することができます。しかも食べ物を完全に置くまでは、決してむやみに手を入れたりしないんですね。初めて目の当たりにしたサニーの性格にも驚きました。

もう、この”どや顔”も許すしかないでしょう。あ、サニーまでも。

もう、この”どや顔”も許すしかないでしょう。あ、サニーまでも。

 という感じでスタートした今回の福岡マレーツアー、まさかこの後もマレーマスター福原さんの”どや顔”連発に翻弄されることになろうとはこの時点では夢にも思っていませんでした..。その模様は来年の「福岡編・その2」に続きます。お楽しみに-(^^)/

著者プロフィール

本田祐介(ほんだ・ゆうすけ)

高知県立のいち動物公園 飼育課長補佐
学芸員

熊本県出身
1991年 宮崎大学大学院農学研究科修士課程 卒業
小学生の頃に何度も読んだ、少年ジャンプ連載「ぼくの動物園日記」(飯森広一・作)に多大な影響を受けてこの業界へ。
1991年 高知県立のいち動物公園の開園時より初代飼育スタッフとして勤務。
その後マレーグマ、オオアリクイ、アミメキリンなど様々な動物種を担当。
2010年~種保存委員会・マレーグマ種別調整者に。

カテゴリー

カテゴリー一覧

このカテゴリーの他の記事

ページTOPへ

Copyrights © 2010 Doubutu-no-kuni All Rights Reserved.
誌面、Webにおけるあらゆるコンテンツの無断複写・転載を禁じます。