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Vol.11 クラゲの展示について(ポリプ-3)

2014.4.20

 九十九島水族館ではヒドロクラゲのポリプの飼育容器に主に果実酒ビンを使用しています。この容器はポリプ管理に大変適しています。プラスチック製なので割れることもありませんし、透明なので横からの状態観察にも便利です。注ぎ口からエアー管を入れてエアレーションをしたり、餌を与えることも簡単に出来ます。

 

 

 水族館ではこの容器を使ってクラゲの種類ごとにポリプを管理しています。クラゲ1種類に容器が1つだけでは、その容器内のポリプの状態が悪化して全滅すると水族館での展示が出来なくなります。そのため、クラゲ1種類に対し、2~3個の容器で管理をしています。

 

 

 九十九島水族館では現在、九十九島に出現する約30種類のクラゲのポリプを飼育管理しています。そのため、クラゲ施設のバックヤードには100個以上の果実酒ビンがずらりと並んでいるのです。

著者プロフィール

秋山 仁 (あきやま・ひさし)

1968年生まれ 岡山県出身 
平成18年から 西海国立公園九十九島水族館に勤務しています。
子供のころから、色々な生物を採集して飼育していました。
クラゲは水族館に就職するまでは全く興味がありませんでしたが、水族館での初めての担当生物がクラゲで、飼育に取り組み始めてから、その魅力に取りつかれました。

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