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どうぶつのくに どうぶつえんとすいぞくかん

Vol.62 コモチクラゲ

2018.8.12

九十九島周辺では毎年、夏に出現しますが、出現数はあまり多くありません。傘径が4㎜程度の非常に小型のクラゲです。傘縁に触手が4本、傘縁瘤が4個あり、その両脇から糸状体が数本でています。平衡胞は8個しかなく、各平衡胞には平衡石が1個ずつ含まれています。未成熟個体は放射管にクラゲ芽を複数形成し、それが名前の由来となっていますが、生殖巣が成熟するとクラゲ芽は形成されなくなります。

 

 

小型のクラゲで展示が困難ですが、将来的には常時展示できるように繁殖方法の確立に取り組んでいます。

著者プロフィール

秋山 仁 (あきやま・ひさし)

1968年生まれ 岡山県出身 
平成18年から 西海国立公園九十九島水族館に勤務しています。
子供のころから、色々な生物を採集して飼育していました。
クラゲは水族館に就職するまでは全く興味がありませんでしたが、水族館での初めての担当生物がクラゲで、飼育に取り組み始めてから、その魅力に取りつかれました。

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