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どうぶつのくに どうぶつえんとすいぞくかん

Vol.14 クラゲの展示について(幼クラゲ-1)

2014.7.10

 当館ではポリプから発生した幼クラゲや小型クラゲは5ℓのガラスビーカーで飼育をしています。

 ガラスビーカーに海水を入れ、ガラス管でエアーを送り海水を攪拌します。エアーの量はクラゲがガラスビーカーの底に沈殿しないように調整します。

 

 

 幼クラゲや小型クラゲの餌にはアルテミア幼生を与えますが、アルテミア幼生でも大きすぎて摂餌できないクラゲにはさらに小型のワムシを与えます。

 餌を与える際に、アルテミア幼生やワムシは直接、ガラスビーカーに投入しますが、与える量はクラゲの摂餌状態を確認しながら調整します。

 

 

 この方法で摂餌が困難なクラゲは小さな容器にクラゲを移し、そこに大量の餌を入れて餌を食べさせることもあります。

 クラゲの飼育係は給餌方法を色々と試行錯誤しながら、幼クラゲを育てています。

著者プロフィール

秋山 仁 (あきやま・ひさし)

1968年生まれ 岡山県出身 
平成18年から 西海国立公園九十九島水族館に勤務しています。
子供のころから、色々な生物を採集して飼育していました。
クラゲは水族館に就職するまでは全く興味がありませんでしたが、水族館での初めての担当生物がクラゲで、飼育に取り組み始めてから、その魅力に取りつかれました。

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