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Vol.19 クラゲの展示について(成体-3)

2014.12.6

 クラゲの中にはクラゲを食べる種類がいます。九十九島水族館ではオワンクラゲ、アカクラゲ、エボシクラゲ、オキクラゲ、ウリクラゲなどにクラゲを与えています。餌に使用するクラゲはウリクラゲには同じ有櫛動物のカブトクラゲやツノクラゲ、アカクラゲやオワンクラゲなどにはミズクラゲを与えています。アカクラゲなどに餌を与える時は、ピンセットを使用して1個体ずつよく観察しながら餌を与えます。ウリクラゲに与える時は、カブトクラゲやツノクラゲをウリクラゲの飼育水槽に直接入れます。

 

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 大型のツノクラゲをウリクラゲの水槽に入れると、ウリクラゲは大きく口を開け、噛みちぎるように、その体を食べてしまいます。小型のカブトクラゲを与えた場合は、大きな口でするりと丸呑みにしてしまいます。ウリクラゲは、普段はキラキラ輝き、大変かわいいクラゲですが、餌を食べる時は、その獰猛さに驚かされます。

 

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 九十九島水族館では多くの種類のクラゲを飼育していますが、それらのクラゲに適した様々な餌を与えています。

著者プロフィール

秋山 仁 (あきやま・ひさし)

1968年生まれ 岡山県出身 
平成18年から 西海国立公園九十九島水族館に勤務しています。
子供のころから、色々な生物を採集して飼育していました。
クラゲは水族館に就職するまでは全く興味がありませんでしたが、水族館での初めての担当生物がクラゲで、飼育に取り組み始めてから、その魅力に取りつかれました。

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