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Vol.22 九十九島のクラゲ-Part2 アカクラゲ

2015.3.13

 九十九島周辺では春に見られるクラゲで傘の大きさが20cm程度まで成長し、傘に放射状の赤い筋があるのが特徴です。長い触手に強い毒があり、刺されると激痛がはしります。海でこのクラゲを見かける時、触手と触手の間に小魚が泳いでいることがあります。毒のあるクラゲと一緒にいることで外敵から身を守っているのです。クラゲとこの小魚を採集して水槽の中に入れると、水槽内でも一緒に泳ぐので、お客様に大変喜ばれます。しかし、ある程度、魚が成長すると一緒に泳がなくなります。

 

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 水族館ではこのアカクラゲの繁殖をしていますが、同じポリプをずっと繁殖に使用していると発生してくるエフィラに奇形が多くなる現象がおこります。そのため九十九島水族館では毎年、海で採集した野生のクラゲから新しいポリプをとり、繁殖に使用するようにしています。

 

2

 

 毒が強く気味の悪いイメージのあるアカクラゲですが、水槽の中に入れると触手が非常に長く伸び、大変美しいクラゲです。

著者プロフィール

秋山 仁 (あきやま・ひさし)

1968年生まれ 岡山県出身 
平成18年から 西海国立公園九十九島水族館に勤務しています。
子供のころから、色々な生物を採集して飼育していました。
クラゲは水族館に就職するまでは全く興味がありませんでしたが、水族館での初めての担当生物がクラゲで、飼育に取り組み始めてから、その魅力に取りつかれました。

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