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Vol.28 九十九島のクラゲ-Part8 イカリヨツボシクラゲ

2015.9.8

 九十九島周辺では夏に見られるクラゲです。毎年確認できますが、多数出現することはありません。傘の大きさが数ミリ程度の小型のクラゲで、胃の部分に4つの小さな黒い点があることがこの和名の由来となっています。イカリとはこのクラゲを初めて採集した人の名前だそうです。

 

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 ポリプも非常に小型で水温上昇の刺激を与えることにより、多くの幼クラゲを得ることができます。しかしこのクラゲの繁殖は比較的困難です。ポリプから遊離したばかりの幼クラゲは非常に小型のため、アルテミア幼生を上手に摂餌することができません。ある程度成長したクラゲは別種の小型クラゲも摂餌します。

 

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 九十九島水族館では将来的には常時展示し、お客様に見ていただけるようにバックヤードでこのクラゲの繁殖に取り組んでいます。

 

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著者プロフィール

秋山 仁 (あきやま・ひさし)

1968年生まれ 岡山県出身 
平成18年から 西海国立公園九十九島水族館に勤務しています。
子供のころから、色々な生物を採集して飼育していました。
クラゲは水族館に就職するまでは全く興味がありませんでしたが、水族館での初めての担当生物がクラゲで、飼育に取り組み始めてから、その魅力に取りつかれました。

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