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Vol.33 九十九島のクラゲ Part13 エダクラゲ 

2016.2.13

 九十九島周辺では春~秋に見られ、大きさが数ミリ程度の小型のクラゲです。傘縁には眼点を持たない4つの赤褐色の触手瘤があり、各触手瘤から数本の触手が伸びています。さらに口の部分にも枝分かれした口触手を持っており、その先端に刺胞を備えています。

 

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 水族館のクラゲ水槽にはどこから侵入したのかは分かりませんが、エダクラゲの仲間のポリプがみられることがあります。このポリプは増える力が強く、定期的に取り除かないとどんどん増えて水槽内の配管が詰まってしまうことがあります。

 

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 水族館ではこのクラゲの継続的な繁殖に挑戦していますが、まだ安定的な繁殖方法が確立出来ていません。さらに成体クラゲも小型のため展示方法が難しいクラゲです。将来的には常時展示し、お客様に見ていただけるように飼育方法および展示方法の確立に取り組んでいきたいと思っています。

 

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 また、九十九島ではこのクラゲに大変良く似た別種と思われるクラゲが何種類か確認されています。将来的に調査を進めてこれらのクラゲとエダクラゲの関係を解明していきたいと思っています。

著者プロフィール

秋山 仁 (あきやま・ひさし)

1968年生まれ 岡山県出身 
平成18年から 西海国立公園九十九島水族館に勤務しています。
子供のころから、色々な生物を採集して飼育していました。
クラゲは水族館に就職するまでは全く興味がありませんでしたが、水族館での初めての担当生物がクラゲで、飼育に取り組み始めてから、その魅力に取りつかれました。

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