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Vol.10 気が引き締まるシーズンです!

2013.11.28

 いやー、日に日に寒くなっていますね!皆さんは風邪などひいていませんか?毎年11月になると、漁師さんの船にいつ乗りに行こうかなー、とそわそわします。それはある魚が山口県日本海側の定置網で入網し始めるからなのです。
 さて、突然ですがここでクイズです。フグの仲間で一番大きい魚はなーんだ??
 正解は、マンボウの仲間です。フグの仲間の特徴は、①おちょぼ口 ②腹ビレがない(あっても痕跡程度) ③エラの穴が小さい この3つで、マンボウにも当てはまります。

フグの特徴はこの3つ!

フグの展示に力を入れている海響館では、マンボウの展示は必須。マンボウは神経質で、順調に飼育できていても突然体調を崩すこともあるため、海響館では展示しているマンボウの他に必ず予備水槽でも飼育をしています。マンボウは全世界に分布していますが、これまで海響館に搬入したマンボウ54頭のうち、山口県で入網したマンボウは僅か3頭。冬になると定置網ではマンボウが入網するのだから、それを搬入して展示するべき!!と一昨年から本格的に動いています。まずは漁師さんに協力していただくための挨拶まわり。

このようなちらしをお渡ししています

顔を覚えてもらったら、あとはせっせと船に乗りに行くだけです。「冬になればよーけ入るけぇねぇ」と漁師さんたちは言いますが、私はこれまでマンボウに遭遇したことがないのです…。今年の冬は、「マンボウとったどー!!」と、ここでご紹介できるとよいのですが。

ヤリマンボウが入網することも!

 それでは、次回は海響館のマンボウ飼育について、少しご紹介したいと思いますので、どうぞお楽しみに!

著者プロフィール

山ノ内祐子(やまのうち・ゆうこ)

1979年千葉県館山市生まれの福島県福島市育ち。夏休みに訪れていた館山の海に魅了され、水産学部へ進学。カエルウオを追ったり鯨類の勉強をする。しものせき水族館入社後は2年半の海獣展示課勤務を経て、現在はマンボウやトラフグ等の大型フグ目魚類、砂泥底の生き物を担当をしている。フグ目魚類の歯と皮の標本作製が趣味?で会社の机の引き出しはそれらでいっぱい…

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