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Vol.66「ユウレイ」がやってきた!?

2018.10.23

Happy Halloween!! 海響館では、10月から「ハッピーハロウィンin 海響館」というイベントを開催しており、館内がハロウィン一色に染まっています!

毎日先着300名にフグカボチャの帽子をプレゼントしています。

 さて、今回はハロウィンにちなんで、最近海響館で展示を始めた「ユウレイ」についてのお話をしたいと思います。その「ユウレイ」の正体とは…、この「ウスバハギ」というカワハギの仲間です!

ウスバハギ

何が「ユウレイ」なのかというと、ウスバハギは山口県の一部の地域で「ユウレイメンボウ」と呼ばれているんです(山口県では、他にも「ハゴイタ」「シロメンボウ」など様々な名前で呼ばれています)。「メンボウ」というのはウマヅラハギのことなのですが、ウスバハギがウマヅラハギと比べるとより白く、またゆらゆらと泳ぐ様子がユウレイのように見えることから、このような呼ばれ方をしているのではないかと思っています。

ウマヅラハギ。ウスバハギの方がやや白っぽい。

 これまでもウスバハギは定置網等では秋~冬にかけてよく捕れるのですが、網で水面に上げてきた時には体に空気が入って浮いてしまうことが多くありました。今回は漁師さんの丁寧な取り扱いのお陰で、傷も少なく元気な状態で入手することができました!どこかとぼけたようで愛らしい顔をしたウスバハギを、海響館の新たな目玉(アイドル!?)にするためにも、長期飼育を目指して頑張ります!

海響館に新たなアイドル誕生!?

著者プロフィール

笠井未来 (かさい・みく)

1991年東京生まれ。2015年から下関市立しものせき水族館「海響館」の魚類担当として働き始める。都会育ちにもかかわらず、趣味はスノーケリングで、特技は生物採集!大学では魚の繁殖生態の研究で毎日海へ潜り、魚の恋愛模様を覗き見る生活を送る。フグやカエルなど、ぽっちゃりとした生き物をこよなく愛する。

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