日本全国の動物園と水族館をつなぐ情報誌、「どうぶつのくに」「どうぶつえんとすいぞくかん」公式Webサイト

どうぶつのくに どうぶつえんとすいぞくかん

Vol.28 あつ~い夏に、「うちわ」のお話

2015.8.13

みなさんこんにちは!
暑い日が続きますが、今回は少しでも涼しくなるように、「うちわ」と名前のつくフグの話をしたいと思います!
名前はそのまま、「ウチワフグ」。フグというと、驚いた時にお腹を膨らませるイメージが強いですが、ウチワフグは、お腹の皮をうちわのように広げるのです。
広げたお腹がうちわに見えることから、「ウチワフグ」と名前がついています。

※通常時

※通常時

※開いたとき

※開いたとき

なんと面白い魚なのでしょう!ちなみに、中央にある白く縁どられた黒い点は、目にみせかけて敵を威嚇していると考えられています。
この大きなお腹の皮は、折りたたまれているわけではなく、アコーディオンのように収縮して収納されているようです。

※閉じかけの状態

※閉じかけの状態

ウチワフグは体長48cmに達し、日本では南日本の水深100mより深い深海に生息しています。ちなみにウチワフグはこれまで、沖縄県の美ら海水族館でしか展示されたことがありません。フグコレクターの海響館としては、このウチワフグ!是非とも展示をしたい…!ということで、採集に行ってきました。
次週はウチワフグの採集のお話をしたいと思います!お楽しみに!

著者プロフィール

吉田はるか (よしだ・はるか)

1990年横浜生まれ。憧れていた水族館の飼育係になるため、2010年、生まれ育った横浜を旅立ち下関へ。現在は、職場でハリセンボンを担当、家ではヨツユビハリネズミを飼育し、トゲトゲの生き物と毎日触れ合っている。

カテゴリー

カテゴリー一覧

このカテゴリーの他の記事

ページTOPへ

Copyrights © 2010 Doubutu-no-kuni All Rights Reserved.
誌面、Webにおけるあらゆるコンテンツの無断複写・転載を禁じます。