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Vol.40 ドクサバフグにご用心

2016.8.14

みなさんこんにちは。暑い日が続きますが皆さん夏バテしていないですか?
前回に引き続き、今回も夏に涼しいこわ~いお話をしたいと思います。

さて、皆さん「ドクサバフグ」というフグをご存知でしょうか。
名前からして毒のありそうな感じがしますね。その通り、毒があるフグです。
トラフグやマフグは、筋肉には毒がなく、調理師免許を持っている人が調理すれば食べる事ができるのですが、このドクサバフグは、皮膚や肝臓の他、筋肉にも毒があります。なので、どうやっても食べることができません。
そんなのわかっていたら食べないよ!と思うかもしれませんが、このドクサバフグにそっくりなフグがいるのです。さらにそのそっくりなフグは、よく食用にもされているという…一歩間違えば大変です!((+_+))

そんなドクサバフグにそっくりなのがこちら

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シロサバフグ(左) と、クロサバフグ(右)です。
シロサバフグやクロサバフグは、日本近海のものは、筋肉、皮膚、精巣は無毒とされています。(※産地によって毒性が異なる場合があります。)
クロサバフグよりも、シロサバフグの方がより市場に出回ることが多く、唐揚げや刺身、鍋など、さまざまな料理に使用されています。

では、ここからが重要なお話!ドクサバフグとシロサバフグ・クロサバフグの見分け方をお話しておきましょう。
ドクサバフグは、頭部から背びれ前方にかけて、ぶつぶつとした小さな棘があります。他の2種はこの棘が胸鰭の上あたりまでしかありません。

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ちなみにクロサバフグとシロサバフグは、尾ビレの色、形で見分けることができます。

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釣りをされる方はもし海でサバフグに出会ったら、このお話を思い出してくださいね!ちなみに、釣れた魚がシロサバフグ・クロサバフグだったとしても、決して自分で調理してはだめですよ!(フグ調理師免許を持っている方に調理してもらいましょう!)

著者プロフィール

吉田はるか (よしだ・はるか)

1990年横浜生まれ。憧れていた水族館の飼育係になるため、2010年、生まれ育った横浜を旅立ち下関へ。現在は、職場でハリセンボンを担当、家ではヨツユビハリネズミを飼育し、トゲトゲの生き物と毎日触れ合っている。

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