日本全国の動物園と水族館をつなぐ情報誌、「どうぶつのくに」「どうぶつえんとすいぞくかん」公式Webサイト

どうぶつのくに どうぶつえんとすいぞくかん

Vol.42 わっしょい!わっしょい!

2016.10.21

だんだん涼しくなってきて、食べ物がおいしい季節になってきましたよ!!
さてさて、今回は私が担当しているハリセンボンのお話です。
ハリセンボンの産卵シーン、みなさん見たことはありますか?おそらくほとんどの方はないのではないでしょうか。
海響館では毎年、夏から秋にかけてハリセンボンが産卵行動を行います。
その様子がこちら

1

ちょっとわかりにくいかもしれませんが、数匹のオスが、おなかが張った1匹のメスを水面に押し上げています。そして、メスが放卵したタイミングで、オスも一斉に放精します。

おなかをパンパンにしてひたすら水面に押し上げられるメス、一生懸命押し上げるオスを見ていると、思わず、がんばれー!がんばれー!と声がでてしまいます。

2

光に敏感で、暗いときに産卵するようです。なので撮影が非常に難しいです…。

3

授精した卵がこちら

4

4日~5日ほどで孵化します!

5

針が生えてくるまではもう少し時間がかかりそうです。

みなさんも、運が良ければ海響館の水槽で、おみこしわっしょい行動がみられるかもしれませんよ!!

著者プロフィール

吉田はるか (よしだ・はるか)

1990年横浜生まれ。憧れていた水族館の飼育係になるため、2010年、生まれ育った横浜を旅立ち下関へ。現在は、職場でハリセンボンを担当、家ではヨツユビハリネズミを飼育し、トゲトゲの生き物と毎日触れ合っている。

カテゴリー

カテゴリー一覧

このカテゴリーの他の記事

ページTOPへ

Copyrights © 2010 Doubutu-no-kuni All Rights Reserved.
誌面、Webにおけるあらゆるコンテンツの無断複写・転載を禁じます。