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Vol.14 女王様に会いに行ってきました!

2014.4.1

皆さん、こんにちは!この連載が始まって早いもので一年が過ぎました。第一回の中で、フグの女王様についてはまた今度、とお伝えしていましたが、先日女王様にお会いしてきましたので、今回はそのお話です。フグの女王様とは、こちら。

その名も「マフグ」!マフグは北海道から九州にかけての太平洋・日本海の沿岸、瀬戸内海、黄海、東シナ海などに生息し、卵巣、肝臓、皮膚、腸に毒があります。フグの取扱量日本一の下関市・南風泊市場で水揚げされるマフグの7割は、山口県萩市・越ヶ浜のはえ縄船団で漁獲されています。

毎年この時期に、萩市では「萩の真ふぐ祭り」が開催されるのですが、ものすごい行列!皆、女王様に会わんと朝早くから並んでいるのです!(本当はマフグの身欠きと刺身を買う為に並んでいます)そして、私もついに女王様とご対面!

トラフグよりやや小ぶりながら、飴色に輝く美しく柔らかい身と上品な味わい!!そして全て天然物とくれば、「女王様」の称号も納得です!そして、現役の漁師さんからマフグ延縄漁のお話と、マフグへの熱い思いをお聞きすることもでき、とても貴重な体験となりました。

なんだか「女王様を食べに行ってきました!」みたいになってしまいましたが、どうかお許しを。皆さんも近くにお越しの際は、萩にも足を運んでみて下さい。ちなみに、海響館の「日本海の海」水槽では、女王様が悠々と泳いでいらっしゃいますから、こちらもお忘れなく!

著者プロフィール

山ノ内祐子(やまのうち・ゆうこ)

1979年千葉県館山市生まれの福島県福島市育ち。夏休みに訪れていた館山の海に魅了され、水産学部へ進学。カエルウオを追ったり鯨類の勉強をする。しものせき水族館入社後は2年半の海獣展示課勤務を経て、現在はマンボウやトラフグ等の大型フグ目魚類、砂泥底の生き物を担当をしている。フグ目魚類の歯と皮の標本作製が趣味?で会社の机の引き出しはそれらでいっぱい…

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